ブルベも始めました

2016年からブルベも始めました。

ブルベが終わったら

洗濯と洗車が残っていたのだが,やっと終わった。前輪のスポーク1本とニップルの塗装が剥げて,後輪はタイヤにえぐれた痕が1カ所。雨の中走ったので,明日ショップに持ち込んで,グリスアップしてもらう。

SGX-CA500で走行ログはとっているのだが,ファイルサイズが大きすぎでCyclo-sphereがアップロードを受け付けなかったので,etrex30xjからログを切り出してStravaにアップロード。

veloTONE+シールスキンズが2時間で水没するとは思わなかった。寒さを気にしなくていい時期だったから,速乾性の靴下だけで走った方が良かった。

極厚パッドのBG GELは雨で染料がしみ出して手が汚れたくらいで,手のしびれなどがなかったのはちゃんと仕事した。握りが太くなってブレーキレバーが遠くなるってこともなく,親指と人差し指の間が擦れることもなかった。

OTIONは雨でも剥がれることもなく,ブレーキレバーが指先でしっかり握れるのでコントロールに専念できた。ブラケットからもブレーキレバーに力が入れやすい。

Vipro'sの新製品Blue-noを使ってみた。雨の中200km+その後100kmはオイル切れすることなく走れた。muonよりも汚れは少なかった。muonよりもチェーンはチャラチャラいうのは仕方ない。音は走行抵抗と関係ないらしいので,気にしなくなるまでの慣れるしかない。四万十市でもう一度注油して,ゴールまで行けた。持ち運び用のミニボトルじゃないと堅すぎて注油が難しいのだが,持ち運び用はボトルが柔らかすぎて滴下する量が多めになってしまう。ミニボトルだと2回分しか入らなかった。

来年はPBPのプレレジストレーション狙いで1000kmブルベ出走するだろうから,次は300+400+300くらいに分割して2泊したい。野宿じゃなくてちゃんと布団の上で寝るのは大事。

 

BRM1006 徳島1000Km

四国の外周をぐるっとまわってくる徳島1000km。同日開催の岡山や広島が四国カルストや祖谷といった四国の山岳地帯を通過して,最高標高が1500m近い山を越えるのに対して,近畿は海岸沿いなので最高標高が300m足らず。それでも累積獲得標高は8000m超える。ゴール後の受付が眉山山頂で最後の最後に平均斜度8%超の3.5kmのヒルクライム。コースとしては前半600km後半400kmに分割して,四万十市にホテルを予約した。本当は後半も安芸市から室戸市の間でホテルをとってゆっくりしたいのだが,月曜日の午前中には徳島にゴールしないといけないので,前半を32時間くらいで走ればホテルでゆっくり休めて,後半はなんとか押し切れるだろうという目論見。

装備としては,ブレーキレバーにOTIONブレーキレバーグリップを貼り付けた。マイクロファイバーの感触が心地よく,雨にぬれてもレバーが滑らない。サドルバッグにおにぎりリフレクターをつけて後方からの視認性を上げた。

ドロップバッグを使わず,持ち物としてはVolt1600を2つ,Volt800と交換バッテリ3つ,Pioneer SGX-CA500の給電用モバイルバッテリを2つ,Garmin etrex30xjにはリチウム電池を入れて予備用にエネループ4本,テールライトにOmni5を2つと交換用エネループ4本。

ウェアは雨用にNanoflexのショーツとニーウォーマー。シールスキンズのソックスにvelo TOZEのシューズカバー。モンベルのサイクルレインジャケット。上着はCraftのインナーにrericのジャージ,R×Lのアームカバー。グラブはいつもならGIRO ZERO IIだけど,今回は長距離ということでパッドが極厚のSpecialized BG GEL GLOVE。サドルバッグには交換用のrericのビブショーツと靴下,カンパのアンダーウェアを入れておいた。

前日夜に徳島入りしてホテルにチェックイン,追加料金払って昼過ぎまでホテルで横になっていた。雨予報になっていたが,ホテルを出るときにはまだ降ってなくて,藍場浜公園で受付した後で振り始めた。ブリーフィングはあっさりと終わりスタートする。徳島市内から吉野川を超えて鳴門市に入るまでは路側帯も広くて平坦で走りやすい。その後は細かいアップダウンが始まり,片側一車線しかなくしかも信号は挟まりだしてペースが上がらなくなる。それでも平坦だと時速30kmが出てるので,フロントギアを換えてケイデンスがあがった効果が出ているようだ。前は52×36T(±2)だったが,50×34T(±3)になったので,上下死点が軽くなって抜けがよくなった気がする。快調に走っていたが,香川県に入った頃から雨が強くなってetrex30xjの画面が見づらくなって,ちょうど分岐点をミスコース。幸い早めに気づいたので,被害最小限でコース復帰して後ろから追い抜いて言ったグループを目標に走ってPC1に到着。この頃にはシューズカバーも防水ソックスも役に立たなくなっていた。せいぜい2時間くらいしか持たなかった。

PC1を過ぎてしばらくすると雨が弱まり,琴平を抜けるころには風も微妙に追い風気味。観音寺市に入って豊浜で祭りの山車行列で交通制限にかかる。2車線のうち1車線を山車が通っているので交通制限するのはわかるけど,暗闇に反射ベストも着ずに緑色のニンジン降っているのは交通整理としてはダメだろうと思う。大して時間はとられず,愛媛県に入る。県境を越えて出迎えたのはラブホの豪華絢爛なネオンだった。香川県側がひっそり暗いのに,川之江ではサーチライトやライトアップされたオブジェはあるわ,豪華なお出迎えにちょっと苦笑。土居から新居浜への峠を越えて,新居浜市内への道は,今年のBRM0507では強烈な向かい風だったのに今回はゆるく追い風の中PC2に到着。

PC2からも風向きは変わらず,体調は良いまま,濡れた足元だけが気になるだけ。西条市を抜けて今治市に入り,PC3に到着。今日中に松山市にまでいけるかなと思って走っていると,ちょうど松山市内に入った頃にお腹の調子が悪くなってきた。ファミマがあったので,トイレを借りて,濡れた靴と靴下を乾かすために,タオルを買って靴につっこみ,靴下を包んで脱水。ちょうど日付を跨いだ頃からしばらくダラダラ時間をつかう。力を入れられないのでゆっくりと松山市内を抜けた頃に眠気がやってきて,伊予市の手前のファミマでコーヒーとシュークリーム買って,店の外にあるベンチで横になる。再出発するが,夕やけ小やけラインを走っていても眠気が抜けず,ベンチを見るたびに横になる。通過するライダーの話し声で起きて走り出すが,また眠気が襲ってベンチを見つけて横になるを4回繰り返して,やっと佐田岬への分岐点に到着。

半島の尾根伝いにたかだか200m強のアップダウンのはずなのだが,まったく進まない。眠いのと力がいれられないので嫌になってくる。それでも前に進むしかないので,積算距離が増えるのだけを楽しみに走って,やっと三崎への下りに入る。下りきって通過チェック佐田岬はなはなに到着。営業前だったので写真だけ撮って折り返して,ローソンで朝食をとる。イートインスペースがあったので腰を落ち着けて,ご飯を食べていると力がでてきたような気がする。やる気がでてきたのか,コースレイアウトの問題か佐田岬の折り返しは行きと比べると天と地ほど違う。どんどん進む。保内から八幡浜に抜けてPC4に到着。有人チェックだったので,レシートはいらないのだが,せっかくみなっとに来たので石窯ピザを食べて,再出発。

気温が上がり始めて,また辛くなってくる。西予市のローソンでドリンクかって駐車場に座り込んでしばらくうつらうつらしてた。再出発するが道路が狭くそこそこ交通量があるので,神経使いながら走る。持参していたChallengerがなくなったし,もう味に空きていたので,ローソンでいろはす塩レモン味を飲んだら神のドリンクの一歩手前くらいハマった。Challengerはカロリーとれるという点ではいいんだけど,水にうまく溶けず粉のまま残ってしまうのと,一袋が大きくて数持てないのが問題。気温が上がりジリジリと焼きつけられてる感じ。国道56号線を走り続けるだけなので道に迷う心配はないのだが,気温の高さと繰り返す細かいアップダウンで走るのに飽きてくる。やっと宿毛市街の看板に出会えて,PC5のローソンに到着。夕方なので,ご飯には早いけど,この後は四万十市に到着するまであまり補給地点がないので,ここで弁当食べておく。時間を計算すると22時前には四万十市には着けそうなので,ちょっと安心した。

フォトコントロール足摺岬を目指して再出発。60kmくらいなので3時間くらい頑張ればいいはずなのだが,その3時間が長い。ちょっと頑張ったところでもう時速30kmを出せるのはせいぜい2分位。だらだらと速く走る方法はないものかと虫の良いことを考えながら,積算距離と積算時間を見ながら走り続ける。だんだんと日が沈み,土佐清水市の市街地を抜ける頃には真っ暗になった。この先に足摺岬は本当にあるのかと疑いが浮かび始めたころに,結構きつめの登り坂が登場し,久しぶりにインナーにギアを落としてのんびり登る。大きめの建物が見えてここが足摺岬ということがわかったが,四国最南端の碑はもうちょっと先。観光客が暗闇の中出歩いているので気をつけながら碑にたどり着くと,地元のお祭をやっていた。明らかに場違いな格好の者が自転車と碑を撮影している姿はどう見えているのだろうかと思いながら,さっさと撮影を終えて再出発。地元の婦人会がうどんを100円で売ってたので食べたらよかったかなと思ったけど,なんかいたたまれない気持ちだった。

キューシートでは「この先ジャングルのような道」と書かれている以布利のポイントに入る。暗闇なのでジャングル感はいまいちない。ブライドコーナーだらけだし,路面状態もいまいちよくないので,余裕をもって走って通り抜ける。こんな道沿いにも民家があるのにちょっと驚く。海岸沿いの道から川沿いの道に変わり,トンネルを抜けてやっと四万十市に入る。四万十市に入ってからもしばらく四万十川沿いを走らされて,やっと街あかりが見えるようになってきた。時計を見ると21時過ぎになったので,佐田沈下橋を通過するのを諦めて手前でホテルに向かう。ローソンで晩飯買って,ホテルで輪行袋に詰め込みチェックイン。Volt1600,モバイルバッテリ,iPhone,SGX-CA500を充電して,Volt800のバッテリを交換して,晩飯食ってボトルとジャージとアンダーウェア洗って,風呂入って目覚ましセットして寝る。

朝4時半に目覚まし時計に起こされ,洗っていたアンダーウェアとジャージを着て,ビブショーツと靴下は交換,ホテルをチェックアウトして元のコースに復帰したのが5時半前。そこから佐田沈下橋を目指すが,河川敷コースがわかりづらく,本当にここであっているのか不安になりつつ走り続ける。川沿いの一本道になってからは迷いがなくなって走ると佐田沈下橋に到着。6時過ぎで明るくなっているからいいものの,真夜中には通りたくない沈下橋沈下橋を抜けて川沿いを通るが,そこそこの交通量が朝からある。だらだらと走っていると,後ろから猛スピードで追い抜かされた。心のスイッチが入って,目標として追いかける。朝から30km/h超はきついなぁと思ったが,時間の節約のためと思って,追いかけ続ける。登りでは離され,下りでは少しだけ距離が縮まる。30km以上なんとか付かず離れず走れて,江川崎を通過し,PC6雪の宿への市道に入る。最後の苔むしたコンクリート路面では後輪がずるっとすべってちょっとヒヤッとしたりしたが,看板通りになんとか到着。

雪の宿ではバーベキューが始まっていて,楽しそうだったが,じゃこ天とトマトを摘んで折り返しに入る。道の駅西土佐が開いていて,ここのいちご羊羹食べたいなぁと思ったが,一竿まるごと買っても困るのでそのまま通過。行きよりも多くの参加者とスライドして走って,何度か後ろから抜かれたが,行きのようにはうまくいかず目標にするものの引き離されるだけで,ちょっとオーバーペース。バイパス分岐で迷って戻ってきたひとと一緒にだらだら県道を走ってPC7のローソンに到着。

朝食抜きだったので, 親子丼とヨーグルト食べて再出発。次のPC8までは112kmあるので,四万十町の看板の残り距離が減るのを見ながら走る。黒潮町から太平洋沿いになるが逆風気味でちょっときつい。途中で「海の王迎駅」の看板を見て,「ポセイドンでも召喚するのか?」とか思いながら,きつい日差しの中走る。道の駅なぶら土佐佐賀で鰹のタタキを食べようか悩んだが,下り坂でスピードが乗っていたのでそのまま通過し,片坂の登りで苦しめられながらやっと四万十町に入る。ちょうど昼飯時だったので道の駅あぐり窪川に寄ったが,レストランは満席だったので,豚まんとだし巻き卵だけ買ってベンチで食べる。去年のBRM319とBRM409では真夜中だったので,真向かいのローソンでしか食べられなかった。昼間の七子峠は気持ちよく下れるコースで,太陽の下で走るのはいいなぁと改めて思った。下って中土佐町に入るが,観光シーズンだし満席だったら時間のムダだから,鰹をあきらめてそのまま国道を直進して須崎市に入る。

須崎市を昼間に走るのも初めてで,鍋焼きラーメンの店に並んでいる人が結構いたり,須崎港の木材置き場の様子を見ることができた。夜中の住友セメントの工場は結構神々しい感じに見えるが昼間はそうでもなく,浦ノ内湾はきれいだった。土佐市に入って,黒潮ラインになると風は追い風になる。一気にペースがあがるが,今度は自動車が結構多くて,信号待ちの列に捕まる。仁淀川を越えて,高知市に入って,目印となる病院の看板が見えた。左折してPC8のファミマに到着。イートインが広くて冷房が利いていたが,晩飯には早いのでフラッペだけ飲んで再出発。安芸市を目指す。

安芸市はフォトコントロールの野良時計があるが,その手前に国虎屋がある。去年のBRM501では寄れなかったが,今回は間に合うようにペースを上げて到着した。店名を冠した国虎うどんは白味噌仕立てで酒粕とすだちが利いていて,もちっとしたうどんは他にはない味。ちょっと塩辛かった。野良時計にはなんとか日があるうちに到着して,撮影完了。時間的には多少余裕があるので,近くに日帰り入浴施設がないかと探してみたら,田野町にあるたのたの温泉が閉店時間までにはなんとか間に合いそうなので,奈半利川の手前を曲がって温泉に到着。汗でベタベタした身体を洗ってさっぱりした。

再出発してしばらくすると左アキレス腱が猛烈に痛みだした。温泉が原因なのか,よくわからないがとりあえず薬局はすでに通り過ぎたので,室戸市までいかないとなさそうだ。ケイデンスをあげると足首を使う回数が増えるのでギアをあげて,ケイデンスを落として走る。室戸市との境界を越えても市街地まではかなりの距離があるので,痛みをこらえながら走り続けて,なんとか閉店前に薬局に入れた。ボルタレンテープを買って,室戸市最後のローソンで晩飯食べながら,アキレス腱を冷やしてボルタレンテープを貼って様子をみる。立ったり座ったりしても痛くないがペダルを回すと痛い。とはいってももうどうしようもないので,だましだまし走るしかない。

フォトコントロール室戸岬は,真っ暗闇で室戸岬らしいものはバス停に「室戸岬」と書いているので,それにした。そのちょっと先に碑と看板があるのを確認したのでそれらも撮影しておいた。BRM501のときは膝が痛かったが,今回はアキレス腱。膝が痛いと踏めなくなるので登りがきついが,アキレス腱が痛いとペダルを回すのが辛いので登りよりも平坦がつらい。なんとか東洋町を過ぎ,徳島県に入る。BRM501のときは暑くてつらかったから,今回は涼しくていいじゃないかと自分をごまかしながら,徳島県側の最初のコンビニのセブンイレブンを通過する。ここからPC9のローソン牟岐町中村店までが長い。しかもローソンも現れてくるのに牟岐町中村店はさらに先。やっとPC9たどり着いたら,店員さんに「なんかのイベントですか?」と聞かれて「ブルベです」と答えたら「これからたくさんくるんですか?シフトの人数がいなくて大変なんですよ」と言われる。「夜中にそんなに来ませんよ」とは言っておいた。一人シフトのようで大変そうだった。

残り70km弱なので4時間はかからないはず。そう思ってアップダウンを走っていたら,急激な眠気に襲われる。バス停のベンチも東屋もなく,どうしようかと走り続けていたら,道の駅日和佐にたどり着いた。ちょうどいいやとベンチを探すと先客がいたので,離れた喫煙者用のベンチで横になる。肌寒さは感じたもののあっという間に眠りに落ちた。

目覚めると寒い。疲れもあってか体温が上がりにくくなっているのだろうか。日和佐からちょっと走ったところにローソンがあったので,ホッカイロを買って貼り付けて走り出す。しばらくすると温まってきた。相変わらずアキレス腱は痛いけど,なんとか進み続けている。星越峠も問題なくクリア。阿南市に入って空腹を感じたので,ブリトーとコーヒーでちょっと休憩。新聞配達が始まっている時間になったので,朝5時に眉山は無理だなと思いながら,再出発。

徳島南バイパスに入って,しばらくすると路面が荒れだす。振動でアキレス腱が痛むので嫌なのだが,逃げ場なくアウター×トップで踏むしかない。ラストだと思って走っているが意外と徳島市まで距離があった。BRM501の目印だったスタバを通り過ぎても,まだ距離がある。国道55号線からわかれて市道に入ってからもこんなにというくらいの距離があった。ミニストップを見落としていないかちょっと不安を覚えたくらいの距離があったが,なんとかゴールのミニストップに到着。ゴールまでの時間の計算が分からないくらい知能が低下している。

ラスト3.5kmのヒルクライム。序盤はまぁまぁの傾斜だが,途中で15%のコンクリート路面がでてきてヤバイと思った。しかも15%で感覚が麻痺しているので8%が平坦に見える罠。ハンドルにしがみついて走り続けてやっとかんぽの宿に到着。ゴール受付完了。今年のブルベは終了

 

The PEAKS Round 4 奥多摩

輪行警察に見つからないように新幹線と中央線最後尾に自転車を置けた。福生駅前の東横インにチェックイン。翌日の装備一式を並べて忘れ物がないか確認。問題ないことを確認して,22時にモーニングコールセットして寝る。22時に起きて,ホテルの隣のコンビニで弁当と補給食と水買って出発準備。弁当食べ終わって,シャワー浴びて着替える。ホテルを24時に出る。輪行装備を解除して出発したのが24時15分。

福生駅からスタート地点の小菅村まで約50km,予定では3時間くらい。青梅駅前くらいまでは信号機が並木のようにあって,平均12km/hくらいでしか進まない。青梅駅を過ぎると,信号の数が減って走りやすくなる。ほぼ中間地点で最後のコンビニになる古里駅前のセブンイレブンに2時前に到着。コーヒーといなり寿司で小休憩。2時前に再出発予定では3時過ぎに到着予定なので予定通りといっていい。奥多摩駅を過ぎた頃から傾斜があがってくる。とはいっても脚は新鮮なのであまり気にすることなく登れる。奥多摩湖が見えてくるとまた平坦になる。奥多摩湖を左手に見ながら走って,玉川キャンプ場が見えた頃から登りがきつくなる。脚を使わないようにゆっくりと登って小菅村役場前を左折して道の駅こすげへの最後の登りはダンシングじゃないときついくらい。3時20分にスタート地点に到着。

受付をすませて,タグとリストバンドに参加賞のバッジとステンレスマグを受け取る。補給食とドリンク粉末,アミノ酸パウダーをポケットに入れた後に,荷物をクロークに預けて車検を受けてスタート地点に自転車を並べて準備完了。

194kmで累積獲得標高6176m,制限時間13時間37分ということで200kmブルベとほぼ一緒なので,平均15km/hで貯金借金を計算しながら走れば,6km分=24分+7分の31分追加がある。

気温16度で肌寒い。熱海の時もそうだったがジレだと肩が冷える。今回は完全に夏装備なのでアンダーウェアも1枚しか着てない。予想だと最高気温26度くらいで夕方でも20度くらいなので昼まで耐えればいいはず。

スタートは今川峠組と松姫峠組の交互にスタート。今川峠組の2番手スタートで最初は少し下って,今川峠への登り。3km10%くらいの登りなんだけど,まだ序盤なのでわりと苦にならずに登っていける。背後からゴー,ゴーという音が聞こえるのでディスクホイールかなとおもったらファットバイクだった。あっさりと追い抜かれて,下りに入る。下りではファットバイクの姿が見えていたが,登りに入ると徐々に離されていった。柳沢峠への登りは序盤が緩斜面で徐々に傾斜がきつくなる17km。パワー見ながら走っているので,さぼっているわけではないが,速度の遅さにじれてくる。長い登りなので,集団はバラバラになっているので独走状態が続く。距離計の数字が増えるのを見ながら進んで,柳沢峠に到着。AS1があったが,水は足りているのでそのまま通過。

柳沢峠からの下りは道も広く眺めも良くて気持ちよかった。ただし気温10度。足先がちょっとしびれるくらいの寒さ。この寒さにジレも着ずに下れる人の身体はどうなってるんだろう。9km下って,分岐点の看板を見落とさず曲がって,上日川峠への登り。

1車線しかなく平均10%近い登りが8.5km。1車線しかないわりに車が通るので,ちょっと神経を使う。ここまでの下りで身体が冷えて,急傾斜で力を入れると太股が攣る気配がし始める。芍薬甘草湯はたっぷり持っているのだが,何度も飲むものではないので,とりあえず頂上までは我慢しようと,ゆっくりと登っていく。登り終わってAS2のロッヂ長兵衛に到着。ここまで3時間。平均時速15kmに少し足りない。

ダブルボトルの真水の方をスポドリに移し替えて1本を空にする。この気温なら身体にかける水は必要ない。手持ちのシリアルバーを食べて,アミノ酸芍薬甘草湯を飲んで再出発。上日川峠の頂上まではまだ1kmほどあって,さらに少しの下りと登りを挟んで,本格的な下りまでは4kmほどあるのだが,ここでの少しの登りがつらい。精神的に辛くて,1kmちょっとの登りが終わらないじゃないかと思えるくらい長く感じる。

つらい登りが終わると下りなのだが,13km以上続く下りも辛い。しかももう登って来ている人がいる。下りきって8時過ぎにST1に到着。トイレを済ませて今度は上日川峠まで17kmの登り。登りでは下りの人たちとすれ違う。その中に松姫峠スタート組がもういる。10時前にAS2に戻ってきて,カレーに塩むすびを入れて流し込む。アミノ酸をコーラで流し込んで,オレンジで口直しして,水を補給して再出発。

8.5km下って,柳沢峠への登り。ループ橋の途中で後輪の感覚が変わったので,観てみるとスローパンクしている。路肩が狭い箇所が多いので,ゆっくりと路肩広めのところで作業していると,スタッフのひとたちに「リタイアして乗っていくかい?」と冷やかされる。せっかく貯めた貯金を吐き出してしまうが,まだリタイアするには早すぎる。とはいっても焦って1本目のチューブのバルブをへし折ってしまってやり直し。残り1本しかチューブがないので,慎重にまずはタイヤの内側に異物がないか確認し,チューブをはめて,噛み込みがないか左右を確認,CO2ポンプのバルブがちゃんと締め込まれているか確認,と入念に確認を重ねて今度はミスなく作業終了。慎重に作業したために,もう松姫峠組にも抜かれている。リストバンドが今川峠組は黄色,松姫峠組は水色と色分けされているので,自分が遅れていることが今川峠組には分かる。ちょっとだけ一緒になった松姫峠組のひとは20歳で初参加だそうで,まだ若いんだからヒルクライムとかクリテリウムとかもっと競い合っておいて,年取ってからこんなマイペースで苦しむイベントにしたほうがいいよとおっさんくさい話をしてしまう。とはいえ一緒に走ると気が紛れてありがたい。柳沢峠はそのまま通過。後でアイスクリームが食べられると知ったが,借金背負って走っているからそんな余裕はない。おおよそ20分の借金。

昼前になって観光客などが走るようになっていて,ちょっと気を使って走る必要が出てきた。丹羽山村役場の看板で右折して今川峠に向かう。朝方には気づかなかったが,壁のような斜面が目の前に。もう脚が残っていないのでダンシングで這うように登って,その後の九十九折はハンドルにしがみつきながらやっとのことで4kmの登りをクリア。ちょっと下ってってところで,オーバースピードで後輪をロックさせて斜面に接触して転倒してしまう。後ろから来たDAHON乗りの方に「大丈夫ですか?」と聞かれて,身体の状態を確認して,骨折がないことを確認。擦過傷はあるが,自転車にはトラブルはなさそう。声かけてもらったおかげで,ショック状態から戻れた。礼を言って,松姫峠への登りに向かう。松姫峠は約10kmで6%弱の登り。1時間弱頑張るだけ。気温は25度まであがっているが,暑いってほどでもない。もう少しで松姫峠の頂上ってところでボトルの水が無くなった。なんとかST2松姫峠に到着。

下ってCP1の道の駅こすげに戻ると,スイカ食べ放題。コーラ,リアルゴールドを飲んで,オレンジで口直しして,スイカ食べ放題。10分ほど貯金残して再出発。

ゆるく下り基調で東京都に入って,奥多摩周遊道路へ。休日とあって信号前は自動車とバイクでかるく渋滞。片側一車線しかない上に,中央分離ポールがところどころ立っているので,登りを走る自転車としては後続の自動車にどうやって抜かれるかを考えなきゃいけない。自動車はわりと気を使って走ってくれてるが,それでも気を使うのはしんどい。どこかで人の叫び声が聞こえると思ったら,猿が山肌に群れていた。東京都でも猿はいるんだとびみょうな感心をしながら,道路沿いの距離看板を見ながら走って,14kmを超えたところでCP2に到着。まだ15時前なのでここまでくればほぼ大丈夫。

とはいってもST3への下りは5.5kmとそこそこ長く,だいたい40分くらいの登りかなと考えながら下る。ST3で最後のチェックを受けて登り返し。もうダンシングする体力もなく,ギアを変えるほどの余力もなくインナー×ローでペダルを回すだけ。積算距離と高度が増えることだけを見ながら走って,さきほど通ったCP2でオレンジ食べてコーラを飲んで気分転換。

あとは14km下って8km平坦だなと思って,下っているとゆるいコーナーで登り車線からバイクがセンターライン越えて飛び出してくる。やばいと思ってブレーキかけて左側に避けるが,バイクが止まらなければダメだなと覚悟したが,なんとかバイクが止まってギリのところで事故にはならずにすんだ。今日は踏んだり蹴ったりの日だなと自虐的に思いながらゆっくり下って,再び小菅村に入る。もうまともに走る気力もなく,後ろから来たひとたちに抜かれまくる。とはいっても,お互い完走できるので,「お疲れ様」と声かけあう。道の駅こすげの最後の登りだけはカッコつけてギアをアウターにいれてダンシング。ウェルカムシャワーあびてゴール。1時間弱の貯金。

フィニッシャーの記念品タオルを広げてというポーズ指定での記念撮影。フィニッシャーボードのサインは混雑していたのでパス。まだスイカ食べ放題だったので,スイカ1/4ほど食べて,医者に消毒してもらって帰路につく。疲れた身体であと50kmと考えるとちょっとうんざりする。

帰りは下り基調なので,快調に進んで1時間半で青梅駅前に到着。この後信号地獄が待っているし,青梅駅発の電車は多いはずなので,輪行に切り替え。20時にホテル着。20時間の長い一日が終わった。

 

第7回 石鎚山ヒルクライム

1ヶ月前の久万高原ヒルクライムでの凡走からの巻き返しを計るべく,タバタと高ケイデンス走を取り入れて,なおかつチェーンリングを52×36(±2)から50×34(±3)に変更した。死点が34T相当から31T相当に小さくなるのでケイデンスがあがるんじゃないかなと期待。

昨年は雨の中自走したので身体が冷えて動かなかった記憶があるが,今回は職場の同僚の車に同乗させてもらった。車だと1時間で到着。受付で参加賞としてレッドブルのノンシュガーをもらう。今年はレッドブルの配布サービスがないのか。しかし,第1回のThe PEAKSのときもそうだったが,参加者は砂糖入りが欲しいのにノンシュガーとは,レッドブルって意外とスポーツに理解ないんじゃないかという疑惑がある。

駐車場の場所取りのために早めについたので,自転車組み立てた後はやることない。7時までは車の中でだらだらと過ごして,7時になって駐車場がほぼ埋まったのでスタート地点に向かって出発。ゆるい登りでケイデンス高めにウォーミングアップ。

スタート地点から見ると,雨の心配がなさそうな天気だが一応用心のためにウィンドブレーカーとタオルだけを頂上行きの荷物として預けて,ウォーミングアップのマッサージを受ける。ひとにやってもらうと自分の脚が左右で凝り方が違っていることがわかって面白い。

開会式が始まるので,シューズを履き替え,他の荷物と一緒に預ける。9時になったので,スタート用のジェルを飲んで準備完了。40代の後半スタートの組なので,バイクラックのところから各カテゴリーのスタートを眺める。

スタート地点では割りと後方に並んだ。そこそこ抜かれるし追い抜きもするつもりの位置取り。5分間隔なので40代前半組がスタートしてもしばらく間があく。撮影用ドローンが低空で飛んで,羽音がうるさく聴こえるようになった時にスタート。スタートからはしばらく団子状態なのだが,前方の速い人達がいなくなると,集団の前方に位置してしまって,風よけになってしまった。しょうがないのでペースをあげて前の集団に追いつこうとするが,もう少しのところで鳥居を抜けてしまって平坦区間終了。

元ゲート地点から傾斜が急になるので,フロントをインナーに入れてケイデンスは高めを意識して220wを目安に走る。いままでは登りでケイデンス70rpmくらいだったのが,80rpmまであげて走れる。追い抜く目標には困らないくらいライダーがいるので,気分は盛り上がる。1stステージは登り区間約6kmなので2km単位で走っていたが,心拍数は170bpmくらいでケイデンス80を維持しながら走れてる。わりとあっさりと1stスタージを終了して下りに入る。ここまで約35分,後半失速しなければ70分切れそう。エナジージェルを補給して,給水ポイントに到着。去年はここで一気に身体が冷えてしまったが,今年は水をかぶるくらいの気温。とはいっても,久万高原ヒルクライムのような暑さにへばりそうというほどでもない。

この給水ポイントで再び混走状態になって,2ndステージに入る。最初に10%超えの急傾斜があるのだが,あまり苦にならずにペダル回せて登れる。さすがに後半になるとケイデンスが落ちてきて,上げられなくなってきた。あと2kmのところで法螺貝が聴こえてきて,ペースをあげようとしたところで太ももが攣りそうになる。やばいのでケイデンスだけを意識して登っていく。ラスト1kmということでラストスパートをしようとするが,もう腰を上げる気力がわかず,淡々と走ってゴール。

荷物を受け取って,コーラを飲もうと自動販売機でコーラを取り出そうと屈んだ瞬間に左右の臀筋が攣った。やはりギアの楕円具合が大きくなってケイデンスが上がったことで筋肉が慣れてない。

さすがに標高1500m近くになると走り終わった身体には寒いくらいでウィンドブレーカーはあってよかった。早く下りたいので,下り用の待機列に並ぶが結構待たされる。30分以上の時間をかけてゆっくりと下り,やっとスタート地点に帰ってこれた。

全身マッサージを受けて,痛気持ちよさに寝落ちしそうになった。マッサージが終わったときにはパンナコッタは全部食われてなくなっており,うどんのコーナーは長い行列があったので,残ったトマトとぶどうを食べてリザルトを確認。70分が切れて自己記録更新したことを確認して帰途に着いた。

登坂能力は去年並になっていることが確認できたし,機材の調子も確認できた。次走はThe PEAKS 4th round。机上の空論では完走できるはず。

久万高原ヒルクライム

先週両脚が攣って,その後筋肉痛(軽い肉離れ?)で結局大して追い込めずに本番当日。午前4時からアップルパイとあんこ餅の朝食って身体に悪そうと思いながら,カロリー補給は大事だから仕方がない。

一緒に出場する職場の同僚の車に乗せてもらって会場へ。三坂峠登ったときは霧が出ていたが,会場に着く頃には晴天で気温高くなりそうな雰囲気。ボールペンを忘れていたが,受付で借りれたので車検と受付は問題なく終了。天気が良さそうなのでウィンドブレーカーだけポケットに入れておいて頂上への預け荷物はなし。ボトルは氷入りの真水1本。

開会式終了後に,ポカリ1本とエナジーゼリーを飲んで,ウォーミングアップ1本。2kmほどケイデンス高めに回して終了。スタート地点に向けての下山に並ぶ。

グループの最後尾につけて自分のペースで下るけど,どうしても前との距離が詰まってブレーキをかける時間が長くなる。下りきった頃にはフロントリムは結構熱くなっていた。

スタート地点に並んだところ,救急車通過のために一端道路左端に寄せられるハプニングがあったが,たいした遅れもなくスタートが始まる。自分の番になったのでスタート。

スタートから最初5分は控えめにパワーメーター見ながら急傾斜箇所をインナー×ローでケイデンス抑えめに走る。抜かれても気にしない。5分経過したころからギアかケイデンスを上げて,緩斜面でパワーが落ちないように走る。3km過ぎからのほぼ平坦区間ではアウターに入れて走るが,去年ほどは速くない。「今年はダメかな」とちょっと弱気になる。平坦区間が終わって再び急傾斜が続く。今年はパワーダウンしているので急傾斜では抑えめにして,緩斜面で失速をしないようにしながら走る。

スキー場跡に近づいてきて,まぁまぁなペースで登っているが,やはり去年より遅い。本部テント前でだいたい5分遅れ。「ダメだなぁ」と思いながら,残り6kmからの急傾斜区間は抑えめにダンシングで越える。去年だとここらへんから周りに人がいなくなっていたが,今年は人が途切れず目標には困らない。やはり疲労からパワーダウンしてきて,目標の200wを下回りだす。頭から水をかぶって,気分を変えながらじわじわと登るだけ。

60分経過で残り2.5km。あと15分くらいのはず。もう500mごとの看板だけを目標に走るが力が全然でない。あと1kmというところでノッてる!ガールズのジャージに抜かれる。ノッてる!ガールズってイベントをゆるふわで走ってるわけじゃなかったのか。美川峰の看板を過ぎて,へろへろになりながら一応撮影用に下ハンにぎってスパートぽい体勢だけはとってゴール。

去年より30w出力低下して8分遅かった。今年はトップ層が厚くなっていたようで,60分切ってもトップ20には入れないくらいだけど,60分後半から70分前半はあまり変わりがなく,年代別の2頁目にはなんとか入れた。

自分の限界ぎりぎりを1時間維持し続けるヒルクライムは,事前に入念な調整をしないとタイム短縮できない。とはいっても心肺機能追い込み系トレーニングはつらすぎる。

あと1ヶ月後の石鎚山ではせめて去年並みに。

 

久万高原ヒルクライム試走

BRM0609が終わって,自転車をメンテナンスに出していたので1ヶ月以上乗れてなかった。400kmと600kmの雨の中を走った代償はかなり高くついて,ヘッドとBBの交換という悲惨な結果,おまけにシートポストまで腐食していた。先延ばしになっていたパワーメーターの基盤交換,通常のブレーキとディレーラーのワイヤー交換とそれに併せてバーテープブレーキブラケットの交換も積み重なり,トドメはリムも相当削れていたのでついでいホイールを新規に注文したら新品のロードバイクが1台買えるくらいになっていた。

先週末にやっとメンテナンスが終わって,久万高原ヒルクライムの試走に出かけた。ブルベ装備がないと,ロードバイクってこんなに軽いんだと実感。一方で久しぶりに乗る身体は重い。

一緒に久万高原に参加する職場の同僚の車に載せてもらったので,三坂峠を登らずにすんだ。スタート地点までウォーミングアップ兼ねて走ってみたが,ケイデンスが上がらない。身体がブルベ慣れしてしまってケイデンスと心拍数を上げずに走るようになってしまっている。

スタート地点らしいを通過したので試走開始。とはいえいきなりの急傾斜なのでここで頑張りすぎてはいけないので,ゆっくりと始める。230wくらいで登り始めるが,すでにインナー×ロー。200wを目安に登ろうとするとちょっと傾斜が急になるとローギアオンリーで選択肢がない。気温が高くて汗が止まらない。

平坦路に入ってアウターに切り替えても時速30kmでない。気を抜かないように頑張っているつもりでも,脚は回らない。平坦区間が終わって再び急傾斜が続く区間に入って,ダンシングを混ぜてみると,軽快に進むのだがみるみる心拍数が170後半まで上がってしまう。さすがにまずいのでシッティングに切り替えるとあっけなく失速。160wくらいまで出力低下。心拍数が下がるまではゆっくりと走るしかない。

心拍数が170前半に落ち着いたので再び頑張る。東屋を曲がって,スキー場跡地を通過するまで40分。残り距離を考えるとあと35分くらいかかる。傾斜がさらに急になるのだが,心拍数をあげたくないのでダンシングは最小限にして,急傾斜の最後の最後だけちょっとだけダンシングで越えて,緩斜面のスピードをあげようとするけど,焼け石に水くらいの努力にすぎない。

リフト跡を越えて,やっと森林限界が見えてきた。もう200wを維持するのも無理。心拍数だけは170を維持というかもう下がらない。美川嶺の看板が見えてきてラストスパートといってももう脚が残っていないので,形式的なダンシングだけやってみる。看板のコーナーを廻ってやっとゴール。やはり後半の失速がひどくて80分切るのがやっと。ゴール付近はガスっていて眺めはよくない。頂上でも涼しいというわけでもない。

帰りの下りは何回下ってもつらい。ホイール換えてブレーキシューとリムとの馴染みが出ていないのでコーナーでブレーキかけるたびに金属音が響く。自転車についているベルを遥かに上回る爆音。音がするだけでブレーキの効きは全く問題ないし,コントロールはしやすいので買って満足なのだが,この爆音は本番当日の集団下山では不評だろうな。

1時間強の間限界ギリギリに身体を追い込むということに脳の回路が切り替わってない。これから2週間でそういう練習すればいいのだろうけど,精神的にキツイ。機材そのものはなんの問題もなかったので,あとは人間の方の問題。

 

 

BRM0609四国600km

SRがかかったAR四国4本目のブルベ。PC4の制限時間が23:44なので,宇和島に18時ぐらいに到着しないと仮眠の時間がろくにとれないということでホテルの予約はせず。屋根付きバス停や道の駅使えば仮眠はなんとかなるかと,夜の寒さ対策に長袖ジャージと雨具の上着をサドルバッグに入れておいた。あと2晩のナイトライド用にVolt1600を2つ,Volt800の交換バッテリも2つ,GPS用のモバイルバッテリも2つ用意して,リチウムイオンバッテリの重量でサドルがふられる。

伊予西条駅に着いた時点で小銭入れを忘れたことに気づいた。自動販売機で1000円札をつかってお釣りをポケットに入れておく。ゴールに指定されているファミマでスタート前にパスタを食べておく。暗闇の中加茂川を上流に走って,それらしい集合場所がないか探しながら走っていると反射ベストにヘッドライトを付けている人たちを発見。前回のブルベカードの返却と今回のブルベカードを受け取る。雑談で来年の話になって,200kmで獲得標高4000m超だとか,ルート上にコンビニのないコースだとか,難易度の上昇はあっても参加者の増加は見込めそうにない。

車検も終わって,ゆっくりとスタート。寒風山トンネルまでゆるく登り続けている。満月で薄ら明るい中抑え気味に登っているはずが,先にスタートしているひとに追いついてしまう。遠い先に出口が薄っすら見えているのになかなかたどり着かない寒風山トンネルを抜けて,ちょっとした登りを挟みながら仁淀川沿いを河口に向かって走る。街の明かりが見えてきてPC1のサークルKに到着。70km先のPC2まで補給したくないので,アンパン2つ買ってポケットに入れて再出発。この後はほぼ平坦な道を進んで,桂浜への直前だけちょっと登っている。看板に従って進むだけで通過チェック1の桂浜に到着。折り返して,過去に何度か西から東に走った黒潮ラインを今回は逆に東から西に走る。BRM0415でも走った横浪半島からはアップダウンが続く。晴天の今回は前回を上回るペースで帷子崎で写真撮影して通過チェック2完了。横浪半島を抜けて須崎市内を通過し津野町に入る。だんだんと夜が明けて空が明るくなってくる。PC2のローソンに到着する頃には,ライトがいらないくらい。

この先100km以上補給地点がないので,ボトルに水を足して,弁当を食べてポケットにアンパンとプロティンバーを入れて再出発。徐々に登りが険しくなってくる頃に全然登れないことに気づく。身体に力が入らず時速8kmくらいでのろのろとしか進まない。そのうち眠気に襲われる。眠気覚ましのトメルミンを買っているのだが,土曜日の朝から使うのは早すぎると思い,道沿いにあるベンチに長袖ジャージを着込んで横になってちょっとだけ寝る。目覚ましは使わなくても20分ほど後に目が覚めて再出発。眠気は治まったが,全然進まないのは一向に良くならない。そうやっているうちに再び眠気が襲ってきて,東屋のベンチでもう一度寝る。起きてすっきりはするものの脚力は回復せず,天狗荘までの残り距離の看板と10mずつ数字が増えるGPSの距離を見ながら,ただただペダルを回すだけ。なにかを考える気力すらわかない。

やっと天狗荘が見えて,左に曲がって愛媛県側に進む。本格的な登りは終わって,あとはちょっとしたアップダウンの繰り返しのはずなのだが,アップ時はまったく進まず,ダウン時も緩斜面ではたいしてスピードがのらない。愛媛県側からだと険しい五段城の登りも,高知県側からだと少し登っただけで到達してあとは姫鶴平までほぼ下り。だがスピードが乗っていないために,姫鶴荘のラストの登りを惰性では登りきれずインナー×ローで這うようなスピードで到着。ゴミ箱がないのでなるべくなら買いたくないのだが,疲労感に耐えきれずリアルゴールド2缶飲み干して,バックポケットに空き缶突っ込む。姫鶴平から地芳峠へ下って大野ヶ原からはアップダウンがまた繰り返される。うんざりしながら走っていると,盆地の集落のような光景が広がる。通過チェック3のもみの木に到着。

もみの木はチーズケーキが有名な店で,持ち帰り不可なのでここに来なければ食べられない。店に入ると運良く一人分が残っていたので,待ち時間なしでレア物のチーズケーキが食べられた。ベイクドでもレアでもないどろっとしたチーズのソースがはみ出しているケーキは,そりゃ持ち帰り不可にもなるよねと納得。

再出発して相変わらずアップダウンが続いている。ルートラボでは下り基調のはずなのに,全然スピードに乗れないまま気温だけが上がっていく。韮ヶ峠の分岐でミスコースして,気がついたのが7km先だった。アップダウンが続くので行きも帰りも同じくらいの時間を使い,貯金が一挙に目減りする。正規のルートは本格的な下りなのだが,道幅が狭く,カーブが多いのでそれほどスピードがあげられない。焦燥感と暑さとミスコースした後で見知らぬ道を下ることの不安が入り混じり,ちょっとヤケ気味な気分になる。やっと高知県を抜けて西予市に入る。ブリーフィングでは鬼嫁の像があるといわれた日吉をそのまま通過し,BRM0305のPC1だったきなはい屋しろかわで米塩ラーメンとベーコン丼小を食べる。キューシートを見てまだ時間に余裕があることを確認。ヤケ気味だった気分が落ち着いて,12km先のローソンに向けて再出発。

BRM0305ではミスコースした県道への分岐を間違えることなく通過し,途中でドラッグストアがあったので,エアサロンパスを買って両足の膝周辺に吹き付ける。天狗高原の登りから膝と腰周辺に痛みがあって,ドラッグストアを探していた。プラシーボなのだろうが,痛みが引いた気がする。通過チェック4のローソンではボトルの水を補充しただけで本格的補給はPC3にすることにする。国道56号線への合流地点で,後ろから「ブルベの方ですか」と声をかけられる。城川の食堂にいた人で,「そうです。ブルベやられるのですか?」と聞いたら「600kmは無理ですけど」とおっしゃってたし,ロードバイクモンベルのフロントバックをつけていたので,BRM0305を走った方かもしれない。

なぜか気力どころか脚力も取り戻したようで,三瓶町を抜けて八幡浜市への登りも快調に走れる。トンネルを抜けて下ってPC3のローソンに到着。ここのローソンは何度も見ていたが,海沿いの道に抜けるのは初めてだ。アップダウンが続く八幡浜から西予市への海岸線は,似たようなコーナーが続く。この600kmで一番脚が回った。グロス30km/hを目指して,午前中とはうってかわって快調に進んだ。とはいっても宇和島まで60km以上あるので,せいぜい1時間程度頑張ってもまだ半分程度しか進んでいない。案の定後半失速して,グダグダになって西予市から宇和島市へ抜ける。日が沈んできて,一方で交通量が増えてくる時間帯に国道56号線に入る。時計を見ると北宇和島を通過するのが,夜8時前ぐらいになりそうなので,野宿を覚悟する。宇和島から鬼北町への登りが長くて,暗闇が深く,宇和島でリタイヤしておけばよかったとちょっと後悔する。登り終わって下りにはいり,PC4のサークルKに到着。

虫が飛び交うなか,夕食を食べるが途中で受け付けなくなる。これはヤバいと思って胃薬を追加で買って飲んでおく。四万十ツーリバーのコースに入って,国道439号線に合流するまでが意外と遠い。途中の四万十とおわのベンチで仮眠をとる。クラクションの音で起こされて,再出発。四万十とおわから40分ほどかかって,やっと国道439号線に合流する。キューシートでは路面に注意と書かれているが,道幅が1車線しかないことを除けば問題ない。ただし夜間走行で見通しが効かないので速度をあげられない。しかも似たようなコーナーが何度も何度もでてくるので,自分がどこを走っているのかわからなくなってくる。同じ道をグルグル回っているような錯覚に陥る。しかも雨が降り始める。小雨程度なので,路面状況が悪化したり視界が妨げられることはないのは助かるが,GPSへのモバイルバッテリからの給電ができなくなった。山を抜けて開けた場所に出てきたと思ったら通過チェック5のあいの里まつばらに到着。貯金が3時間まで回復したことを確認して再出発。

また山道に入り似たようなコーナーの連続に飽き飽きしながら進み続ける。また睡魔に襲われる。トメルミンを服用していたが,最初の2時間くらいは覚醒できるが,3時間過ぎてから一挙に眠気が襲ってくる。BRM0415でも横になった屋根付きのバス停ベンチがあったので30分ほど横になる。起きるとさすがに気温が下がっていて肌寒さを感じる。身体が温まるまでは,登りを頑張って走る。梼原町から津野町に入って,「長沢の滝」の看板を見て,BRM0415を思い出す。空が明るくなって2晩目のナイトライドを通過した。トンネルを抜けて長い下りに入る。仁淀川町に入っても下り続けて,国道33号線に合流する。最後のコンビニに向けて走るが,意外と距離があった。精神的にはもう到着してもいい頃だろうと思っていたが,一向に近づいてこない。ようやく集落が見てきて登りの向こう側にローソンの看板が見えた。最後のコンビニということで,弁当と水を買い込んでゆっくり食べる。あと100kmちょっと。

最後の通過チェックにむけて国道439号線を北上する。県道への分岐から安居渓谷へは緩やかに登っている。せいぜい7kmほどなのでいまのペースでも1時間はかからないはずなのに,なかなか進まない。積算距離計の数字が増えるのを見ながら走る。こんなところに宝来荘ってあるのかと思うような渓谷のカーブの先にやっと見つかる。通過チェックの写真をとって,ついでにチェーンに注油。戻りは下りなので,勝手に進んでくれる。ブラインドカーブだけは気をつけて下って国道439号線に復帰。

トンネルを抜けて633美の里を通過して,最後の登り区間へ。10kmほどの登りなので,1時間半はさすがにかからないだろうとインナー×ローで登る。上にいくほど傾斜が急になるので,ギアが足りなくなりそうに。ダンシングならいけるのだけど,もうシフトチェンジがめんどくさい。傾斜の急なコーナーごとにダンシングしながら,ゆるい直線はシッティングで登るを繰り返して,登りきって平坦区間に。雨脚は強まって,本降りに。木の香までは下り基調なので,そこそこのペースで走れるが,木の香から寒風山トンネルへのたかが3.5%の登り2kmがもう無理。ゆるい登りなので,いつもなら10分もかからないはずなのに,その倍近くかかってやっと寒風山トンネルが見えた。

寒風山トンネルの下りを抜けて愛媛県に出ると,高知県側の雨とはうってかわって薄曇り。下り終えて最後の平坦を通過してゴールのファミマに到着。1日半以上かかってやっとたどり着いた。これで今年のSR獲得。

 

BRM527神戸300km

同じ300kmブルベといっても午前1時スタートで最高地点1500m累積獲得標高5100mの四国300kmよりは楽だろうと走ってみた神戸300km。午前7時スタート最高地点1000m累積獲得標高3700mなので,眠気に襲われることもないし,2時間近く登り続ける山もない。問題は神戸市周辺の信号の多さと交通量くらい。

早朝の神戸市内は交通量も少なく快適にスタート地点のHATなぎさ公園へ。ブルベの最大の問題点のスタート集合場所を探してしばらく海沿いのボードウォークをうろうろ。似たようなベンチと階段の場所が複数箇所あって紛らわしい。運良くスタート受付の準備を始めたスタッフの方を見つけられた。

今回も後輩をゴールまで運ぶのが仕事で,前回よりも100km延びて夜間走行が加わる。ブリーフィングは,通過チェック2が有人チェックに変更になったことくらい。「ハニー坂は諦めて登ってください」と言われても土地勘がない者にとってはコースプロフィールから推測するしかない。装備チェックを受けてスタート。いきなり三宮市街地で信号待ちを繰り返し,北野からはいきなりの9%を超える登りが始まる。400m程度登ればいいだけなので,ダンシングとシッティングを繰り返しながらコーナーにおいてある看板の数字が増えるのを見ながら走っていると,通過チェック1の再度公園入口に到着。写真とって,もう1度登るとゆるく長い下りが始まる。

交通量はそこそこあって信号で度々止められるものの,平坦基調で三木市を通り抜け,加古川を抜けて,姫路に入る。休日ということもあって姫路城周辺は観光客と自動車でごった返しており,信号待ちもあってあまりペースをあげられない。信号待ちの間にシリアルバーをかじりながら,走っていると30分後スタート組に追い抜かれ始める。市内を抜けて,因幡街道に入った頃から後輩が遅れ始める。向かい風を感じるようになったので,一緒に走ったほうが消耗が少ないのだが,距離が開くようになってきた。宍粟市に入った頃には持ち直したか,市内の信号待ちもあって,一緒に走れるようになる。PC1の直前2km前くらいで後ろを見るとくっついているので,ペースをあげても大丈夫だろうと,ペースアップしてそのままPC1のローソンに入ると,後輩ではなく似たような反射ベストを着た別人だった。いつの間にか入れ替わっていたようだ。

PC1で昼食を食べて,おやつ用の補給食をポケットに入れて再出発。ここからはしばらく登りが続く。集落の周辺まではゆるい登りなのだが,そこを抜けると7-8%の登りに入る。さすがに傾斜が急になるとペースをあわせて登るのが難しいので先行して登ってく。それほど待たされることがないのは,さすがはツールドにし阿波チャンピオンコース完走者で,六甲山をホームコースにしていることだけはある。山林から開けた高原にたどり着いたら有人チェックに変わった砥峰高原に到着。オレンジとコーラの補給を受けて,再出発。

1000m級の高原だと昼間なのに肌寒い。今回は長袖ジャージもウィンドブレーカーも持ってこなかったので,寒さを感じながら下るしかない。とはいっても体幹部分はそれほどでもなく,寒いのは肩から二の腕なので我慢しきれるだろう。通過チェック3までは6.6km。下りの惰性で登りの半分以上がこなせるのでわりと楽に到着。意味不明な2体の女神像のどちらかを撮影とのことなので,両腕そろっている向かって右側を撮影。

通過チェック3からは16kmの下り。前半5km程はカーブが連続するが,後半は見通しのいい道を快適に下れる。途中でedge800のバッテリ警告が出たので,外部給電に切り替える。下り終えて播但線沿いに生野のPC2に向かう。下りがあまりにも快適すぎて,3%にも満たない登りなのにリズムがあわない。だらだらと走ってPC2に到着。スポーツドリンク,羊羹,あんぱんと口の中が甘ったるくなったので口直しに緑茶でうがい。でもその後にどら焼きのおやつ。

キューシートでは「山と渓谷第2ステージ」となっているが,ゆるく登っているだけできついところでも3%程度。力のあるひとならアウターのまま平坦気分で走れちゃう。残念ながら力がないので,アウターにするかインナーに切り替えるかまごまごして,アウター×ローのたすきがけで走ってしまう。登りきって青垣峠の下りは,ブリーフィングで要注意と言われた箇所だが,国道439号線と比べれば路面は鏡のよう。ガードレールがないことを除けばなんの問題もない。下りきってPC3のローソンに到着。

PC3のローソンでは店長から塩分タブレットをもらって,「頑張れ」と励まされる。カフェイン補給の100円コーヒー1つでここまでされると恐縮する。GPSデータを後半のデータに切り替えて再出発。風向きが追い風になったせいか,若干下り気味になったせいか後輩のペースが快調になってきた。いい感じで走っていたが,鐘ヶ坂トンネルへの登りで失速。六甲山ホームコースのヒルクライム好きじゃなくて武庫川ホームコースの平坦専用の間違いではないかと思いながら,長いトンネルを抜けて篠山市市街地を通って,PC4のローソンに到着。先着者たちに買われたせいか,弁当・麺類の品揃えが寂しい。寒さ用にシャツを買おうかと思ったらPC3と違って在庫がない。一方でイートインスペースはある。ホットコーヒーと親子丼でちょっと休憩。そうしていると,後続が続々と来たのでイートインスペースをあけるために再出発。

花しょうぶ園に向かって10%を超える坂を登る。とはいっても標高500mほどなのでGPSの標高を見ながら走れば問題ない。誰もいない花しょうぶ園の看板を撮影して,最後の通過チェック4完了。残り距離50km強。下り終えると三田市の市街地に突入。ラーメン屋の看板みて食いたいと心から思った。国道176号線に入ると交通量が一挙に増え,自動車の速度もあがってるので,こちらもあわせてスピードをあげて走るとやっと西宮市に突入。

金仙寺湖の手前でちょっとミスコースをしたが,2重チェックで被害を最小限におさえて,最後のPC5に到着。新商品のリンゴジュースが並んでいたので買ってカロリー補給。後続の人が到着して,ちょっとした機材談義になる。私の乗ってる自転車を見て,「でも,お硬いんでしょう?」と聞いてくるので「600kmまでは走りましたよ」とブルベ用におすすめしておく。プロだとパリ・ルーベ走っちゃうわけで,自転車の硬い・柔らかいというのを私自身は全然気にならずに走ってる。ただフォークを含めて前三角の硬さがあるおかげで下りがスムースに下れるとは思う。私の自転車を和歌山ブルベで見たという人もいて,みんな意外と機材見てるんだなと思った。

再出発して最後の難関といわれるハニー坂。地元のひとがいうには看板が見えてから急傾斜ということなので,看板までは抑え気味に走って,看板見えたところからダンシングでクリアしようとした。12%の傾斜を登りきってコーナーを曲がったら14%の登りになっていて,さすがに閉口したが,1kmちょっとの坂なのでインナー×ローで足は持った。クリアした後はダウンヒルだが,細かいヘアピンカーブが多くて,暗闇の中ではラインがとりづらい。甲陽園方面への分岐から見える街の明かりがきれいだった。

下り終えて,国道2号線に合流。時速30kmで走れば24時までにゴールできるかもとちょっと期待が残った。昼間と違って交通量が少なくそれほどストレスなく走れるので,全力で信号インターバルを頑張る。しかし結局時速30kmを維持できず,おまけに信号にことごとくひっかかり,到着は24時を過ぎた。しかもハニー坂から後輩を引きちぎったかと思ったら5分後ぐらいにはゴールしてきた。後でStravaのセグメントを見ると平坦区間ではことごとく負けてる。後輩の平坦番長ぶり恐るべし。

 ゴール受付を終えて,カップ麺とお菓子をつまみながらゴールした者同士で感想を言い合える状況は都市型ブルベならではの楽しさ。ただし信号地獄との等価交換。

 

 

 

 

 

ツールドにし阿波SSコース

午前4時受付開始ということなので,前泊してまだ暗い中会場へ。夏用の装備だとまだ肌寒いが,昼間は25度超えそうなので西山の登りを考えると最初の平坦は我慢でいくしかない。会場で歩いていると右足の感覚がおかしいのでシューズ裏を見るとクリートカバーがなくなっていた。なぜか右クリートカバーだけがなくなっていて,これで3度目。左側のクリートが外れにくくなっていたので両側交換の時期でもあったから,まぁいいやと自分を納得させる。

15分ほど前からスタート招集がかかって,スタート地点に集合。最前列は外国(台湾?)からの参加者が写真撮影。6時にスタート。この集団をどこかでパスしたいなと思っていて,一度は積極的に仕掛けたが,平地の巡航速度が足りずに失敗した。やはり私の脚では速さが足りない。その後2度ほどアタックぽい速度アップがあって,集団が分離した。去年とは違って大歩危から西祖谷の山間部に入る。標高差は600m弱でそれほどの山ではないのだが,平均6.9%なので楽ではない。

CP1の後山の登りが終わり下りきってからは,アップダウンを繰り返しながらゆるく登ってる12km。アップダウンの繰り返しが頻繁でリズムがつかみにくい。悪戦苦闘しながらCP2の栃之瀬小学校に到着。去年のブルベで一緒になった方がスタッフをしていたので,挨拶と今年のブルベについて話をして再出発。

ここからは先週の四国300kmと同じコースを走る。先週は眠気におそわれてくたくたになりながら走ったコースだが,今日はフレッシュな気分で走っているのでサクサク進む気がする。落合集落への分岐から12kmの落合峠が始まる。

昨年とは少しコースが変わっているが,登りが楽になったわけではない。今年はすでに登りの走り込み十分なのでコンディションとしては万全のはずだが,やはり中盤からギアがなくなる。急傾斜部分ではダンシング交えながら,ロークロスを活かしてこまめにギアを変えながら走る。もちろん遅いので,後ろから抜かれるだけなのだが,今年は少しは食らいつける。少しずつ離されるのだけど,ダンシングしたりギアをあげるとちょっと距離が詰まる時があって,それを励みについていく。見えなくなったころに,また新しい人に抜かれて,離されまいと抵抗しながら登っていくとCP3の落合峠に到着。

コーラ3杯飲んで,あんぱん2つ食べて,再出発。落合峠の看板で記念撮影してダウンヒルへ。下っていると,先行したクライマー体型の人が見えてきた。煽るようになってはいけないので,車間距離をとって下っているが,体重と身長の問題で下りではどうしても距離が縮まる。桟敷峠への登りの切り返しで,今度は離されるが抵抗する余地もなくあっという間に見えなくなった。桟敷峠はそのまま通過して,下りに入る。事故が起きたことでスタッフから要注意と言われる。特に問題もなく下り終わって,CP4のぶぶるパークみかもに到着。

そば米雑炊と半田そうめんを食べて,再出発。速そうな人たちと一緒に再出発したが,堤防上でちぎれてあっという間に単独走に。気温もあがってつらくなってきた。新コースの太刀野山に入る。標高差400m程度で6km程度の登りなのだが,いきなり急傾斜で心が折れそうになる。登りながら山肌を見ると折り返しの登っている道が見えてつらい。「あんなところまで登るのか」とちょっとうんざりしながら,距離の数字だけを見ながら登っていると「ガリガリ君まで」の距離表示が見えた。あとはガリガリ君を楽しみに登りつづけて,CP5でガリガリ君を受け取る。身体にかけてなくなった水を補給して,ガリガリ君をかじって再出発。

CP5からも少し登っているが,ガリガリ君のおかげであまり苦労することなく下りに入って,後続のSSコース参加者とスライドする。その後は吉野川沿いへ。もともとそこそこアップダウンがあるコースなのに,吉野川オアシス経由にルート変更されたために,アップダウンが増えた。アウターのままダンシングで押し切るにはヘビーすぎる登りに閉口しながら,はるか先に見える先行者に追いつこうと頑張って,なんとか県道12号線に合流。三好高校の先からの下りにまかせて,今回はローソンにもよらずにそのまま西山に入る。

西山入り口の給水ポイントで先行していたひとたちが休憩していたが,遅い者は休む暇があったら登るしかない。もうインナー×ローしかないままだらだらと登っているのと,休憩していた先行者たちに抜かれていく。落合峠では少しは抵抗できたような気がするが,西山では抵抗するギアも力も残っていない。いつも茅葺屋根を目印に走っているが,集落に入ってから茅葺屋根までなかなかたどり着かない。やっと茅葺屋根を通過して,CP6前のつづら折り。今回はedge800でコースマップを見ながら走っているが,つづら折りのコーナーの数が先に見えるのは,目安になって励みになる一方でまだまだ先があることが見えてしまうマイナスの両面あった。2km単位で残り距離が減って,やっとCP6に到着。

ここからもしばらく登りが続くので,ボトルに水を足して再出発。もううんざりしながら,アップダウンをこなして,だらだらと走り続ける。下りでもギアをあげることなく脚を止めたまま。やっと北海道にたどり着いたが,ここからもまだ登りが続いて,自分の感覚とズレていた。最後だからとだましだまし登って,ダウンヒルに。

最後のダウンヒルは幅員減少している箇所でちょうど自動車とすれ違うことになったところと,急傾斜ヘアピンカーブが相変わらず下手なままということくらい。ほとんどの箇所を気持ちよく下って,国道に合流。ここからも緩やかに下っているのでアウターのまま踏み倒す。信号もうまく通過できてゴール。

Stravaを見ると,落合峠も西山も去年よりは速く登れているので,京柱峠がなくなったのは,獲得標高増加分以上に脚が残せたのではないかな。昨年よりもちょっとだけ早めにゴールできたし。

BRM0507四国300km

午前1時スタートの四国300kmブルベ。駅から微妙に遠くて,終電だとブリーフィングぎりぎりになりそうだったので,1本前で新居浜駅に到着。ボールペンを忘れたので,駅前のファミマでボールペンと夜食とPC1までの補給食を買う。

黒島海浜公園に着いたが,集合場所の駐車場は真っ暗で閑散としていて,本当にここが集合場所なのだろうかと思っていたら,主催者の車が到着して一安心。ブリーフィングは,PC1がサークルKからファミマに店名変更になったくらいで,あとはキューシート通り。

夜露がおりてサドルが湿ってくるくらいで,山の上は寒そうなので,手間がかかるレッグウォーマーを予め履いておく。上は半袖ジャージにアームウォーマーだけで,ジレは頂上で着ればいいやとそのまま登ることにする。車検を終えて,スタートからマイントピア別子くらいまではそこそこまとまって走っていた。登りが本格的になるころからバラバラになる。たまに山の上のコーナーに先を走っている赤いテールライトが見えるくらい。

大永山を登って新宮までの前半80kmぐらいは先月の400kmブルベと同じコースだけど,昼間に走った前回と違って今回は真っ暗闇なのでパワーメーターや心拍計の数値が見えないまま感覚で走っている。うっすらと山の稜線が見えてきたころには,そろそろ頂上だろうなとは分かったが,淡々と道なりに走っていくだけ。大永山トンネルでジレを着て,下りに備えるが,それでも寒い。手がかじかむので気温10度くらいか。それでも下っていると徐々に気温が上がってくるので,The PEAKSよりも耐えやすい。通過チェック1の富郷郵便局も真っ暗闇では見落としそうだったがetex30xjの近接アラートに助けられる。真っ暗闇の中での撮影なので証明写真も写りがよくなくてちょっと心配。そろそろボトルの水がなくなりそうになったが,自動販売機はそこそこあるもののミネラルウォーターは意外と売ってなくて,結局金砂湖を通り抜けた先でやっと補給できた。霧がでてきた登りを登り終えると新宮に向かってダウンヒル。そして前回の400kmでも苦しめられたダラダラとした登りだが,霧の森高原を通らなかった分だけ体力が残っているのか,前回ほどは苦しくない。やっと人家が見えるようになって大豊町のまちなかを通ってPC1の元サークルK現ファミマ大豊店に到着。

カルビ丼とコーヒーとシュークリームでカロリー補給して,京柱峠と剣山に備えてアンパン,どら焼き,プロテインバーを買ってポケットに入れておく。折り返して国道32号線を徳島方面に北上。細かなアップダウンを繰り返して,去年までのツールドにし阿波のコースだった京柱峠に向かう。峠の入り口の雑貨屋の自動販売機でボトルに水を満たしておく。18km続く京柱峠は何度走っても辛い。長すぎて飽きてくる。積算距離と標高が増えていくことだけを確認しながら走る。今回はなぜかダンシングは楽になって,1回あたりいままでの倍以上ダンシングができるので,ダンシングの割合を増やして登れた。京柱峠の看板で通過チェック2の撮影を済ませて,猪肉うどんは食べずにそのまま下る。

酷道と称される国道439号線の中でももっともひどい部分を下るわけで,路面に穴が開いていて,空いていない箇所は砂利が浮いていて,なおかつガードレールなしというコーナーが頻発する。ホイールが壊れるか,転倒するか,谷に落ちるかのひどい三択が浮かぶが,なんとか無事に下りきって,公衆トイレで一息入れる。ここから祖谷川沿い30km近く登り続けて剣山に向かう。だんだんと眠気が襲ってきて,どこかで横になりたいと思うが,横になれるベンチが見当たらない。もうそのまま路面に横になろうかと思ったが,時たま通りかかる自動車に見つかったら面倒なことになりそうなので,眠気に耐えながら走り続ける。途中でかかしが山ほど飾られているかかしの村を通り抜け,かずら橋のところにある自販機でコーラを買って飲んだら,なぜか眠気が飛んで脚が回り出す。ドーピングかと思うくらいよく効いて,残り10kmはそれまでとは別人のようなケイデンスで進む。剣山の手前で看板が見つかって,この看板だったらいいのになと思って確認するが,もちろん違っていてがっかりしながら,最後の登りを登って通過チェック3の看板を撮影。祖谷そばの店があるが,下り終えればPC2のローソンがあるので,昼食はローソンにしようとトイレだけ済ませて,折り返しで下りに入る。

国道439号線と比べれば国道438号線は路面はまともで,ただし通行量が多い。対向車に気をつけながら下って貞光までくると傾斜がゆるくなる。事前に地図を見たときはまっすぐ吉野川沿いまで下ると思っていたが,実際には貞光からくねくねとコーナーを繰り返しながら進まなきゃいけなくて,剣山頂上では14度だったのが下ると気温が25度まで上がっていて,暑さと車に加えてなかなか吉野川にたどり着かないイライラが募る。

吉野川沿いにたどり着いたら,猛烈な西風が吹いている。この後ずっと向かい風かと憂鬱になる。風に煽られながらPC2のローソンに到着。まだ食欲があるし,あと70km強を9時間で走ればいいので,この向かい風でも大丈夫。もう焦る必要がないのでのんびりパスタを食べて,トイレを済ませて再出発。

大丈夫とはいっても,吉野川沿いのアップダウン混じりのコースに加えて猛烈な向かい風はこころが折られそうになる。来週の試走と思って下ハン持って耐えながら走る。途中で西山への分岐が見えたのでちょっと試走しようかと思ったが,ゴール優先で通り抜けて,国道192号線にたどり着く。ここからは境目トンネルに向けての登りまで距離の数字だけみながら,へとへとになりながら走る。境目トンネルからの下りでリフレッシュして,川之江から三島への平坦路は今日一番の絶好調でペダルが軽い。それも三島までで,そこから四国中央市の広さを思い知らされる。なかなか土居にたどり着かない。夕日が沈みそうな頃にやっと土居の最後の登りに向かう。ここでもそこそこダンシングができるし,ケイデンスも高めでクリアできた。さすがに去年のBRM501よりは遅かったが,290km走った後とは思えないくらいのペースで登れた。下りきってゴールのサークルKに。なんとか日没前にたどり着いたが,ここから受付の黒島海浜公園までが遠かった。緊張感が抜けたせいか全身が痛くて,ペダルを回せない。這うようなペースで受付に到着して,終了。そこから新居浜駅まではさらに遠く。もう何も考えずペダル回してればいつかは到着するだろうと無心で進み続けて,到着。そのまま輪行して自宅に到着するが,洗車する気力は全く残ってなく。そのままシャワーだけ浴びて洗濯もできず眠りこける。

 

 

The PEAKS ラウンド4

The PEAKSラウンド3が終わったのに,もう4ヶ月後にはラウンド4。累積獲得標高6176m,距離194kmと数字上最高・最長なので制限時間がどうなるかと思ったが,13時間半とラウンド3に2時間半の延長。獲得標高で1300m,距離で30kmの延長なので,難易度としてはほぼおなじと考えていいだろう。途中のカットオフもCP1が138kmで10時間,CP2が160kmで12時間半と後半垂れることなく走れれば問題ない。ミスコースの可能性はぐっと少なくなっているようだし,激坂区間も減っている。スタート直後の今川峠,上日川峠の入り口と折り返し直後の3カ所くらいが斜度10%超えてそう。

スタートを分散させるために変態割と称してレイトスタートのエントリーフィー割安にしてるが,事前試走ができない遠征者にとっては完走第一なので4時半スタートで申し込む。

スタート地点に最寄り駅がなく,奥多摩駅大月駅から22kmくらい,登りの平均が5%程度なので1時間半くらい自走になる。夜中の2時スタートで自走するか小菅村に泊まるか。小菅村ってコンビニなさそうなので,どうしようか。大月駅なら7-11もイオンもあるし,ビジネスホテルのシングルで泊まれる。

The PEAKS感想

PioneerのCyclo-sphereの解析ができあがって,Stravaでざっくり分析すると,1時間で700m登れてる。7時間で獲得標高4900m,下りと休憩が3時間ってところか。赤城よりは登りが速いのだが,それなりにレーコンのロークロスは効果があったようだ。とはいえ,純正のスプロケットと比べれば変速性能は落ちる。変速時にうまくトルクを抜かないと変速してくれない。疲れ切った登りでこそ,そういう細かいテクニックが使えなきゃいけないのはちょっと面倒。

温度調整には失敗した。真夏用のアームカバーじゃなくて春・秋用のアームウォーマー,指切りじゃなくて指付きグラブ,トゥカバーは装備したほうがよかった。アンダーウェアもウールでもよかったかも。

距離・獲得標高だけでコースの難易度が決まるわけでなくて,登りの特性(急傾斜か緩斜面か,だらだら長いか短めが繰り返されるか)と自分の脚質との相性が結構効いてくるイベントだと思う。そういう点では参加者の中での相対評価としては,赤城より熱海は私にとっては相性が良かったのだろうか。

主催者にしてみれば,完走者が多ければ緩いイベントといわれ,DNFが増えれば厳しすぎると批判されるが,今回はコース特性と時間設定以前に交通量の多いルートを採用して,渋滞や走行時の追い抜かれるストレスを高めたことはイベントの楽しさを削っている。3ヶ所のコンビニチェックポイントもイベント感を損なっている。

試走をしているであろうに,コース案内がルートラボだけで,ルートの情報量が少ない。GPSなしでもミスコースしないくらいの情報提供は必要だったんじゃないか。

9月に距離で24km,獲得標高で1200m増えて行われるが,単純にあと2時間制限時間が伸びれば参加できるが,1時間しか増えなければ非常に厳しい。主催者は「早く走れる方だけが完走できる」イベントにはしないというが,その「だけ」が速さに加えてミスコースしない土地勘や試走,GPSナビの使用が必要なのか,速くなくてもペースマネジメントでも完走できるロングライドの技術系に向かうのか。

次は長野県なのだろうから,またスタート地点への移動が問題になる。熱海は駅からスタート地点が近くて良かったが,次回は赤城のように深夜にヒルクライムするのか,はたまたスタート地点の宿泊施設に予約することになるか。

 

The PEAKS ラウンド3 熱海

前日夜に雨が少し降ったものの,当日は晴れて3回目にして初のドライコンディション。さすがに4月に雨だと気温10度以下になりかねないので,晴れてよかった。今回は基本夏用ジャージ,ビブパンツ,夏用アームカバー,アンダーウェアだけFinetrackのベースレイヤーにカンパのアンダーウェアを重ね着で汗冷え対策。下りはウィンドブレイカーではなくジレにしてバックポケットに入れておいた。エイドステーションとコンビニがあるが,補給食としてココナッツシリアルバー3本といむらやのスポーツようかん4本,アミノバイタル4本。ボトルは1本でツールボックスを空いてるゲージに装備。夜間走行するわけではないので,Volt300を前照灯,OMNI5を尾灯。Garmin Edge800とetrex30xjをコースナビに使用。前回との大きな違いはスプロケットシマノの12-28からレーコンのロークロス12-28に変更した。シマノだとインナー×ロー固定のところが,レーコンなら細かくギアの選択が可能になる(はず)。

熱海といっても温泉宿ではなく東横インに宿泊。あまり寝ることができず午前3時に目が覚める。前日に駅ビルの成城石井で買っておいた焼き鯖寿司を食べながら出発準備。難易度としては前回並くらいのはずだが,終電に間に合わせるためにはトラブルなしで時間内にゴールにつかなければならないという必須事項が重くのしかかる。

ホテルをチェックアウトしてまだ濡れた路面をスタート地点のかんぽの宿熱海別館に向かう。最後の1km程度の登りがきつく平均9%弱。今回はそこそこの距離の急傾斜が頻発するようで,前回のようなそこそこの傾斜の登りが長く続くタイプとはまったく違うようだ。

前日受付をしているので,荷物を預けてバイクチェックを受けてスタートにならぶ。

latlonglab.yahoo.co.jp

ノースルートで最初のグループなので先頭に入れた。地元の参加者に聞くと,ST3から走るのが良さそうだ。ST2への分岐点から箱根峠を越えて湯河原を往復するST3は登りの距離が25kmと最も長いので,力のあるうちに走っておいたほうがいいと聞いた。最初はST1から数字順に走る予定だったが,その話を聞いて遠い順にST3,ST2,ST1に走ることにする。

スタートして,少し下ってすぐに登る。ノースルートではここが一番急傾斜で平均9.5%が5km続く。6人スタートでここで4人に先行される。ここで追い込むと後がつらくなるので,パワーと心拍数を見ながら,抑え気味に走る。抑え気味といっても身体には辛い。5km程度なので,ゆっくり登ってもせいぜい30分くらい。熱海峠でST1への分岐点を通過し,傾斜がゆるくなる。やっと一息つけたところで,後ろから来たDeRosa乗りの人と一緒になる。赤城で見た覚えのある自転車だったので,話しかけるとやはり赤城でも走られた方だった。家族ポイントを稼いで年に1回のイベントに参加してるそうだ。職場の同僚と一緒に参加で,こんなイベントに参加する同僚がいるなんてちょっとうらやましい。

私よりも登りは早いが,傾斜がゆるくなり,アップダウンが続くコースでは私もなんとかついていけるので,十国峠を越えて箱根に入り,芦ノ湖湖畔から大観山を越えて,ST3へ下る。土地勘がないので,芦ノ湖や箱根って大学駅伝の舞台くらいしか知らないので,箱根と熱海って近いんだとか自分の知識を更新する。箱根から湯河原はMAZDAターンパイク箱根があったりと走り屋の道らしく,2輪4輪がひっきりなしに走ってくる。地元の人が最初にST3を通過すると決めた理由が分かった。交通量が少ないうちに通るほうがストレスがすくない。走り屋といってもみんなセンターラインを守って走ってくれるのでヒヤリとする場面はほとんどなかったが,それでも下りで後ろにつかれたり,登りでエンジン音が聴こえるのは精神的にくる。

長い長い下りを終えてST3に到着。まんじゅう2つとオレンジを補給してトイレを済ませて再スタート。DeRosaの人は後で追いついてくるだろうと思っていたら,やっぱり追いついてきた。箱根のレーダーが見えてくるころにDeRosaの人を見送って,あとは耐えながらシリアルバーを食べながら大観山を越えて,箱根峠を越えてST2への下りに入る。ST2へは国道1号線を通る。ここが今日で一番の交通量。自動車の流れに乗れるようにアウター×トップで踏み続ける。運がいいことに後続車は控えめな速度で来てくれるので,コーナーで距離が開く。下りの分岐点を見落とさず左折してST2チェック。今度は国道1号線を登り返すのだが,今度は登りで自動車に抜かされる。登りは2車線あるので,よほどタイミングが悪くなければ,自動車のほうが避けてくれるのだが,それでも大型トラックに追い抜かれるたびにひやっとする。一方で,参加者を追い抜く場面も出てきた。登りなのでそれほど速度差がないので,追い抜くためにはダンシングでダッシュする必要がある。時間をかせぐために体力を消耗するのは長期的に合理的なのかと考えるべきなのだろうが,追い抜く目標があったら追い抜くのが自転車乗りの性格。

歩道の上では疲労困憊なのか立ち尽くす参加者とかディレーラーを後輪に巻き込んで走行不能になった参加者の姿がちらほら見える。疲労困憊ならまだいいが,メカトラだとここからどうやって帰るのだろうかと心配になる。au損保は50kmまでは自転車配送してくれるはずだから,なんとかなるだろうから,トラブルが起きるなら終電に間に合うタイミングにしてくれと祈りながら登って分岐点のAS2に10:30に到着。

そこで体格のいいSpecialized Allez乗りの人を追いかける。下り基調で見知らぬ人の後ろに就けないので,車間距離は十分にとって目標にする程度だけど,この人が速い。体格がいいので下りはもちろん,コーナーもきれいにクリアしていくので,ちょっとでも気を抜くと差が開きそうになる。いい目標だと思って,下りも登りも踏んでついていく。熱海峠のST1への分岐点で判断に迷ったようなので,右側を指差して先に行ってもらう。ST1への下りでサウスルートを通過した人たちとすれ違う。

10km下ってST1のサークルKに到着。レッドブルと水買って再出発。ブルベでもそうだけど,同伴者がいるとエイドやコンビニでの滞在時間が長めになるような気がする。再出発して,のんびり登っていると,DeRosaの人に追い抜かれる。どうやらサークルKでそこそこ長居していたみたいだ。しばらくは後ろについていけるが,コース半ばの緩斜面区間でついていけなくなってお見送り。もう心拍数はあがらなくなってきているので,パワーだけを見て,移動距離の数字が増えるのをちらちらと確認しながらペダルを回す単純作業を繰り返す。熱海市内方向の看板が見えた頃にお昼12時のサイレンがどこからか聴こえてきた。1時間貯金の目標は達成できなかったが,あとは熱海市内への下りなので,損失を最小限にするべく下るが,急傾斜とコーナーのRがきつくてライン取りが難しい。しかもゼブラゾーンでタイヤが跳ねる。前を走る自動車からブレーキが焼けるような臭いがする。下って信号を渡って,スタート地点までの登りを越えてノースルート完了。コンビニレシートとタグチェックを受けて,トイレを済ませてオレンジとコーラを飲んで,貯金45分でサウスルートに入る。カレーを勧められたが,前回の失敗を踏まえて,補給食多めに持って走りながら食べているので,空腹感は覚えずにすんでいる。どうやらノースルートで12番目らしいが,貯金45分しかないので激坂が混じってミスコースしやすいサウスルートでの余裕はまったくない。

緩やかに登って下ってを繰り返して,ST4のチェックを受ける。ここから海沿いに向けって下っていくのだが,傾斜が急すぎてヤバイと思った箇所に出会う。これを帰りには登らなきゃならないとなると,押して歩いてもいいかなと思うくらい急。ツールドにし阿波の雲辺寺の坂が緩やかに見えるくらい。さすがに谷上山のコンクリートの登りよりはゆるいけど。サイクルスポーツの記者が蛇行しながら登っていた。ツールド玉川に来ていたひとなので,今回も実走するのかと思ったらそんなこともないのか。

海沿いの国道135号線に抜けると春の天気のいい観光地らしく自動車でいっぱい。ゆっくりと流れにのって,右折して亀石峠に向かう。ミスコース注意と指摘されていた箇所は問題なく通過したが,単独走で気が滅入ってきた。唯一心の拠り所が,まだギアが落とす余地があるってことだけ。ロークロスなので,ちょっとでも余裕があればギアを上げておけばキツイ箇所では落とす余地が生まれる。それくらいが唯一の心の余裕。あとは,傾斜がゆるいのかキツイのかもだんだん麻痺してわからなくなって,こんなゆるい登りでこんなに遅いんじゃもうダメだろという悪魔の囁きに屈しないことが大事になってくる。それでも移動距離が増えていくのを楽しみにして,最後ちょっとだけ降ってST5に到着。

ST6へは県道19号線を下るのだが,ここも交通量が多くて横を結構なスピードで自動車が通り抜ける。路面は悪くないので,精神的なストレス以外はさほどなくST6のセブンイレブンに到着。水を買ってボトルに詰めているとDeRosaの人が到着。どうやらスタート地点で十分休憩してから来たようだ。入れ替わりにスタートして,今度は登りになる。結構な参加者が下ってきているのが見えて,私が持っている貯金を考えると,この下りですれ違えるひとなら大丈夫だろうなと思っていたら,ひとり固定シングルスピードらしいひとが下っていた。下りなのでペダルから足を離してくだっていたので,ひと目で違いがわかったのだが,どうやって体重移動しているのか気になった。

登りの後半は交通量が減って,気楽に登れた。ST5を通過してST7へ下る。下っている最中に右目がぼんやり霞んでいることに気づいた。どうやらコンタクトがずれたかほこりが入ったか。ST7のコンビニにつけばトイレでコンタクト入れ直せるだろうと,そのまま下っていくと「サイクルスポーツセンター」の看板が見えた。イベントの最中じゃなきゃ看板の一つでも写真に撮るのだが,時間に余裕がないのでそのままST7のセブンイレブンに。水と白桃のパックを買って,水で右目を洗い流す。白桃パックを食べて,今度はトイレでコンタクトレンズを交換する。これで違和感がなくなった。

再出発してST8に向かう。ここの斜面はサウスルートでは距離が短いのでダレることなく,ST8に着いた。あとは激坂通過してST9に向かうだけ。市街地に向かう下りで1カ所ミスコースして登りなおしがあったが,再び国道に出る。夕方前の混雑は昼と変わらず,ノロノロ運転で走っていたら,国道から逸れる場所を逃した。後続の人がいたので確認して,コース復帰。GPSでナビをしていても縮尺表示の問題で細かい道の判別がつきにくい。住宅地を抜けるころにDeRosaの人が後ろから追いついてきた。激坂を試走したことがあるらしく,一度ペダルから足を外したら再発進は無理とか聞かされてびびる。そろそろ坂に差し掛かるころ,DeRosaの人の背中を見送ってマイペースで登っていると,手が冷たくなって空腹感に襲われてきた。どうやら寒さでハンガーノックになりかけてきたようだ。ノースルートでは下りでジレは着てたが,サウスルートはそのまま下っていた。それでどうやら冷えたようだ。幸いコーラの自販機があったので,コーラを買って残りのようかんを食べてちょっと休憩する。なんとか行けそうになったので,再出発。時速4km程度でGaminがオートストップかけるぎりぎりのところでなんとか激坂をクリアした。とはいってもそのまま登りは続くわけで,やっとのことでST9に到着。結局サウスルートでは貯金はまったくない状態のようだ。もう体力はほとんど残っていなくて,普通だったらギアかけて登れる場所はのんびりペダルを回し,ペダルを回す下りもゆっくり足を止めて下る。

結局サウスルートは4時間で帰ってきた。STのタグとコンビニレシートチェックを受ける。この時点で帰還した参加者はあまりおらず,フィニッシャーボードにも余白がたくさんあった。フィニッシャーボードに下手くそな字でサインして,記念撮影。DeRosaの人に1日中先行してもらった礼を言って,完走メダルを受け取り今回のイベントは終了。

 

 

 

BRM0415四国400km

累積獲得標高7000m超えのアップダウン連続ブルベ。スタート地点がすでに駅から登っている。参加者10人ちょいの小規模ブルベなのだが,サイクルジャージを着た県議会議員がゲストでスタート地点で参観。自転車への理解が高まることは望ましいので,一緒に記念撮影してスタート。

目の前をいいペースで走っている人がいたので,目標にしながら序盤の大永山の登りに向かうが,目標にされている人にとってはいいペースだったようだが,私にとってはギリギリ上限のペースだったようで,頂上手前であっさり振り切られる。別子山から法皇湖,金砂湖への下りは向かい風が強く,桜吹雪がきれいだけど,ペダルを回さなきゃ失速するくらい。

霧の高原への登りで,もう足を使い果たしてしまって,両足がピクピクと攣る寸前。序盤がオーバーペースであったことに気がついたのだが,後の祭り。登れば登るほど急になる傾斜にボロボロになりながら,やっと通過チェック1で貯金1時間。スタート前にはスタッフの人に前半はあまり貯金ができないといわれていたので,オーバーペースでも飛ばした甲斐があった。

塩塚峰から下りは路面が悪く,ひび割れや瓦礫が散らばり,湧き水で泥が浮いてたりとうかつにブレーキかけると吹っ飛んでいきかねない。コーナー手前でしっかりと減速してラインを決めたらハンドルをまっすぐにして突っ切るしかない。下り終えると県境に向かっての九十九折りの登り。サラ脚なら問題ない登りがつらくてしょうがない。しかもぐるぐるとコーナーを回らされ,先がわからず精神的に折れてくる。

県境を越えると下りになり,その後本山町からは平坦。ここで時間を稼ぐ必要があるので,下ハン持って飛ばす。ここでやっと信号で止まる。前半100km以上信号なし。ただし,累積獲得標高はすでに2000m超え。PC1のローソンにたどりつくが,貯金は2時間弱。ここから雨がぱらつき始める。小雨なので,登りで雨具を着ると発汗で濡れるので,そのまま工石山を登る。頂上付近で雨が強くなり,下りになるので雨具を着込んでトンネルに入る。トンネルを抜けてすぐのところに通過チェック2の工石山自然休養林の看板があるはずなのだが,暗くてよくわからない。何を書いているか読めないが,キューシートの写真と同じ看板を背景に撮影。貯金は1時間強まで目減り。

雨は強くなって,下りでのブレーキの利きが甘くなる。特に最初ブレーキングの車輪1周分が空転に近く,コーナーの手前でしっかり減速する必要がある。水しぶきで足先が濡れる感覚が不快だが,シューズカバーも防水ソックスもないので我慢するしかない。下りきったところで,もう一度登らされる。工石山からはそのまま下りだと思っていたのであてが外れて,がっかりしながら丘を越えて高知市内に入る。

雨は本格的な降りになり,時々稲光がする。交通量の多い市街地で,信号待ちもあり,雨は止まないとストレスフルで,ここでリタイヤしてホテルに逃げ込むかとちょっと考えた。海岸線に抜けるころには雨が小雨になり,PC2のファミマに入る頃には雨は止んだ。先に副代表の方がいて,試走時よりも早いので完走は問題ないとお墨付きをもらうが,自転車乗りの「もうすぐ」「楽勝」「すぐ着く」「できるよ」といった言葉を信じてはいけないので,気を抜かずに再出発。横浪半島はアップダウンに加えてところどころガスが出ていて視界が悪い。先がぼんやりとしか見えないくらいの箇所があって,センターラインと道路端の反射板を目安に走るしかない。このまま霧に包まれて異世界チートハーレム主人公に転生しないかなと考えたりもしたが,そんなこともなく通過チェック3の帷子崎展望台へ。看板が見つからず,ぐるっと1周してやっと見つけて,写真を撮る。貯金は1時間半と少しだけ増えた。

アップダウンを繰り返してやっと横浪半島を抜けて須崎市内へ。すき家もガストもあるが,寄らずにそのままPC3津野町のローソンへ向かう。去年のBRM501では檮原からのダウンヒルの終盤にあったコンビニだったが,今後は逆に登り基調にさしかかるところ。貯金は2時間弱まで増えたが,この辺から胃の調子が悪くなってきた。食べないとハンガーノックになりそうなので,胃薬飲んで無理やりおにぎりとどら焼きをつめこんでおく。BRM501のコースを逆に上りつづけて,国道439号線に曲がって長沢の滝に向かう。もう登りは這うようなペースでしか上れず,貯金が目減りする焦燥感に惑わされないように,淡々と上り続ける。胃の調子は良くなくしかも眠気が襲ってくる。路上でそのまま横になりたいくらいだが,雨上がりで濡れているのでそれもできない。なんとか長沢の滝に着いたが,通過チェック用の看板が見当たらない。滝からさらに西に登って探すが見つからず,土手の上を眺めてやっと発見した。貯金は1時間半に目減り。

胃の調子はさらに悪くなり,胃がムカムカする。眠気も収まらないので途中で屋根のあるバス停で10分ほど横になる。レスキューシートを忘れてきたが,長袖ジャージと雨具を着込めばそれほど寒さは感じない。少しだけ横になって目をつむって眠りに落ちたような感覚に入ると眠気はちょっとましになったので再出発。仁淀川町への下り基調のはずなのだが,足に力がはいらずポタリングペースでしか進まない。コースを外れて仁淀川町のローソンによってココアとシュークリームに胃薬で休憩する。そろそろ空が明るくなってきた。

長いトンネルを抜けていの町に入る。最後の最大の登りをだらだらと登る。もう頑張ろうという気持ちはまったくなく何も考えずペダルを回すだけ。途中で止まっている参加者がいたので声をかけると,たんにチェーンに注油ということなので,そこから一緒に駄弁りながら走る。人と一緒だと一人よりも頑張れるような気がするが,登りの途中で力尽きて先行する姿を見送る。登り切っても下りに入るわけではなく台地状で細かいアップダウンを繰り返す。ここらへんで手の先が冷たくなってきて,身体の力が抜けるような感覚に襲われる。道の駅木の香によってカフェオレ飲んで,手持ちのようかんとアミノバイタルを流し込んで,しばらくすると手の先がじんわりと暖かくなってきた。どうやらハンガーノックの前兆だったようだ。

やっと寒風山トンネルに入る。長い長いトンネルをくだり続け,さらにダウンヒルが続く。10km以上下り続けて,やっと下界にたどりついた。気温も上がったので,長袖ジャージを脱いでしまって,黒瀬湖に向かう。通過チェック4の横峰寺バス乗り換え所が最後にちょっとだけ登っているのをうんざりしながら,斜面を這い上がり写真撮影。貯金2時間強。

最後は西条から新居浜に向けて,交通量が多く信号待ちが続く中24時間切りができるかどうか。ゴール地点のファミマが予想以上に駅から遠く,24時間切りはならず。受付のマイントピアまでの登りがつらい。なんとかたどりつくと代表がいたのでその場で受付して終了。

帰宅して砂と桜の花びらで汚れた自転車を洗車し,ブレーキシューをアルミホイール用に換えて,ホイール交換。

難関の400kmブルベを完走できたが,オーバーペースに睡魔とハンガーノックに胃の不調とダメなことは一通りやらかした。とはいうもののほぼ事前の予想通りの時間で走っているので,走力としてはそれほど落ちていないようだ。来週はThe Peaksだが,これならなんとかなるんじゃないかというあまり根拠のない自信だけはある。

BRM319和歌山200km

2週間前に四国200kmを走って,パワーメーターのセンサー調整,ハブのグリスアップやブレーキシュー交換で結局走り込むことなくBRM319和歌山200kmのために前日昼過ぎに輪行で出発。予讃線は空いているし,新幹線は岡山駅発の2列席最後尾を抑えたので問題はなかったのだが,新大阪駅御堂筋線への乗り換えで人の多さにびびる。幸い,天王寺行きは車両最後尾が空いていたのでなんとかなったが,天王寺阪和線に乗り換えると,車両最前方に空きがまったくなかった。押し合いへし合いにはならないが,輪行袋は微妙に嫌われそうな大きさだったのだが,途中駅で人が減って最前方に空間ができるまで辛抱して和歌山に到着。片道5時間超なので,往復の移動時間と自転車に載ってる時間がほとんど一緒になる予定。

和歌山遠征は後輩のブルベデビューのアシスト役で,Bianchi乗りじゃないけど,気分は箱学の荒北,ちゃんとゴールまで運んでみせるぜ。ということで自分のペースよりも抑えて走るので寒さ対策を万全にするべく,四国200kmの装備にジオラインの長袖足して走った。あと,反射ベストをPBPオフィシャルベストをつくっているL2S Visioplus に変えてみた。グラブはシマノの0度対応からkabutoの5-10度対応に変更。ミスコースを減らすべく,etrex30には近接アラートを設定。ハンガーノック対策にシャリポケットをつけて,グラノーラバー3本と羊羹3本にアミノバイタル4本。

輪行で遠征だと,心拍用センサーバンドやサングラス,下手すりゃシューズを忘れたりしがちだが,そんな忘れ物なく当日朝にフル装備で,後輩の車に同乗させてもらって和歌山シティマリーナへ。6時出発組がもう出た後で,受付開始,昼間15度超えの予報もあったので,0度対応装備じゃないので,さすがに明け方の3度だと寒い。準備運動をかねて小刻みに動きつづけて,ブリーフィングを聞いて,車検を受けて出発。

登りに入るまでは後輩を先頭にして,後ろで走る。最初は信号待ちがあって,身体が暖まらない。指先が冷えてつらくなってきたところで通過チェックの7-11へ。指先を温めるために午後の紅茶買って,レジに並ぶ。150人規模のブルベでまだ7kmしか過ぎていないので,レジは大混雑。

再出発して,なんとなく固まった集団で一車線しかない県道と市道を通り,貴志駅に到着。ここでも写真撮影のための混雑。たま駅長の勤務時間外らしいので駅舎の写真を取って再出発。

黒沢牧場に向かって登り始めで,振り返ると後輩がついてきているので,さすがは六甲山で鍛えていると速いなと思って,まぁまぁのペースで登っていく。実際のところは,私のペースで巻き込まれたようで,黒沢牧場を登りきって,しらまの里へのアップダウンでめっきりペースダウンしてしまう。気温3度の中で高強度で走らされてダメージがきたようだ。しらまの里も大混雑で,補給用にどら焼きと梅ジュースを買うのに行列。

トンネルを抜けてダウンヒルの後,佛の串峠は工事中で未舗装路走らされたり,下りは一車線しかない上に轍がえぐれて逆バンク上になってその上真ん中には砂利が浮いてたりとひどい道を通らされる。ふもとに降りてきてからは舗装が突然よくなり,快適に走る。海が見えてやっとPC1のファミマへ。ここまでで貯金が2時間弱あるので,完走はいけそうだ。あとは,6時スタートの後輩の知人に1時間差を詰めて追いつけるかどうか。

6時組と6時半組合わせて100人ぐらいが殺到したファミマは予想通り弁当・おにぎりの棚がほぼすっからかん。しょうがないので,お好み焼きと水を買って,大休憩。後輩は食欲はあるようなので大丈夫そう。ここからは風との戦いになると予想してたらその通りだった。北西から西よりの風に加えて,半島海岸沿いのアップダウンの連続。ちょっと気を抜くと後輩が後ろでひらひらしている。風よけ用にもっと近づいて走るように言って,日の岬に向かう。フォトコントロールで頂上近くと言われたので,登れるところまで登って日の岬案内図を撮影したが,ちょっと下の駐車場案内図で良かったようだ。

日の岬は眺めはいいのだが,海しか見えないので写真映えするポイントじゃないよなと海を眺めながら下り,白崎海洋公園を目指す。風はますます強くなり,アップダウンも続く。この頃には同じペースで走るひともおらず,私より登りが速い人は逆風では私が追い抜き,登りで追い抜かされるを繰り返し始める。白崎海洋公園の看板が見えだしたころから逆風がますます強くなり,直進するのもやばくなってきたが,なんとか営業時間中に白崎海洋公園に到着。ここでも水が売り切れ。いろはすの味付き水はあるのに,普通の水がない。しょうがないからルイボスティーを買ってボトルに補充する。

細かなミスコースを3度ほどしたが,二人で走っているので相互チェックで致命傷になるほどの外れはせずに,国道42号線にたどり着く。しかし,ここはパリルーベのコースかと思うくらい路面が荒れてる箇所があって,振動でetrex30がマウントから外れた。ストラップでハンドルと結んでいるので大事にはならなかったが,路面は荒れ放題で交通量が多い割に路側帯がほとんどない国道42号線にはいやな記憶しか残らない。

目標となる自動販売機2台から右折し,国道42号線のトンネルを回避する迂回路を抜けたところで,再び国道42号線に合流するのだが,夕方の交通量の激しさから合流するタイミングを見計らう必要があった。覚悟を決めて合流してアウターでもがいて,再び市道へ離脱。酒蔵の見事な土塀沿いを走って,再び市街地で国道42号線に合流。マリーナシティにかかる橋が最後の登りで,わかやま館にゴール。結局1時間前にスタートしたひとにはぎりで追いつけず。

受付でたくさんのひとがいるブルベは初めてで,カップ麺とおにぎりのサービスまであるいたれりつくせり。とはいえこの後は飯は別で食えばいいので,早々に撤収して,近所の黒潮温泉へ。走った後の温泉がこんなに気持ちいいものとは知らなかった。その後は和歌山では有名なトンカツ屋ももたろうで夕飯と打ち上げ。グループで参加する楽しみを初体験。いつもなら自走で帰って適当に飯食って風呂入って洗車するだけ。

2回200km走り込んで,あと3週間練習つんで次走はBRM0415四国400km。獲得標高7100mはThe Peaks+2000mということは単純に4時間追加で15時間,平坦250kmを12時間とすると27時間で制限時間ちょうどで完走ってことだが,あとは天候次第かな。