ブルベも始めました

2016年からブルベも始めました。

BRM527神戸300km

同じ300kmブルベといっても午前1時スタートで最高地点1500m累積獲得標高5100mの四国300kmよりは楽だろうと走ってみた神戸300km。午前7時スタート最高地点1000m累積獲得標高3700mなので,眠気に襲われることもないし,2時間近く登り続ける山もない。問題は神戸市周辺の信号の多さと交通量くらい。

早朝の神戸市内は交通量も少なく快適にスタート地点のHATなぎさ公園へ。ブルベの最大の問題点のスタート集合場所を探してしばらく海沿いのボードウォークをうろうろ。似たようなベンチと階段の場所が複数箇所あって紛らわしい。運良くスタート受付の準備を始めたスタッフの方を見つけられた。

今回も後輩をゴールまで運ぶのが仕事で,前回よりも100km延びて夜間走行が加わる。ブリーフィングは,通過チェック2が有人チェックに変更になったことくらい。「ハニー坂は諦めて登ってください」と言われても土地勘がない者にとってはコースプロフィールから推測するしかない。装備チェックを受けてスタート。いきなり三宮市街地で信号待ちを繰り返し,北野からはいきなりの9%を超える登りが始まる。400m程度登ればいいだけなので,ダンシングとシッティングを繰り返しながらコーナーにおいてある看板の数字が増えるのを見ながら走っていると,通過チェック1の再度公園入口に到着。写真とって,もう1度登るとゆるく長い下りが始まる。

交通量はそこそこあって信号で度々止められるものの,平坦基調で三木市を通り抜け,加古川を抜けて,姫路に入る。休日ということもあって姫路城周辺は観光客と自動車でごった返しており,信号待ちもあってあまりペースをあげられない。信号待ちの間にシリアルバーをかじりながら,走っていると30分後スタート組に追い抜かれ始める。市内を抜けて,因幡街道に入った頃から後輩が遅れ始める。向かい風を感じるようになったので,一緒に走ったほうが消耗が少ないのだが,距離が開くようになってきた。宍粟市に入った頃には持ち直したか,市内の信号待ちもあって,一緒に走れるようになる。PC1の直前2km前くらいで後ろを見るとくっついているので,ペースをあげても大丈夫だろうと,ペースアップしてそのままPC1のローソンに入ると,後輩ではなく似たような反射ベストを着た別人だった。いつの間にか入れ替わっていたようだ。

PC1で昼食を食べて,おやつ用の補給食をポケットに入れて再出発。ここからはしばらく登りが続く。集落の周辺まではゆるい登りなのだが,そこを抜けると7-8%の登りに入る。さすがに傾斜が急になるとペースをあわせて登るのが難しいので先行して登ってく。それほど待たされることがないのは,さすがはツールドにし阿波チャンピオンコース完走者で,六甲山をホームコースにしていることだけはある。山林から開けた高原にたどり着いたら有人チェックに変わった砥峰高原に到着。オレンジとコーラの補給を受けて,再出発。

1000m級の高原だと昼間なのに肌寒い。今回は長袖ジャージもウィンドブレーカーも持ってこなかったので,寒さを感じながら下るしかない。とはいっても体幹部分はそれほどでもなく,寒いのは肩から二の腕なので我慢しきれるだろう。通過チェック3までは6.6km。下りの惰性で登りの半分以上がこなせるのでわりと楽に到着。意味不明な2体の女神像のどちらかを撮影とのことなので,両腕そろっている向かって右側を撮影。

通過チェック3からは16kmの下り。前半5km程はカーブが連続するが,後半は見通しのいい道を快適に下れる。途中でedge800のバッテリ警告が出たので,外部給電に切り替える。下り終えて播但線沿いに生野のPC2に向かう。下りがあまりにも快適すぎて,3%にも満たない登りなのにリズムがあわない。だらだらと走ってPC2に到着。スポーツドリンク,羊羹,あんぱんと口の中が甘ったるくなったので口直しに緑茶でうがい。でもその後にどら焼きのおやつ。

キューシートでは「山と渓谷第2ステージ」となっているが,ゆるく登っているだけできついところでも3%程度。力のあるひとならアウターのまま平坦気分で走れちゃう。残念ながら力がないので,アウターにするかインナーに切り替えるかまごまごして,アウター×ローのたすきがけで走ってしまう。登りきって青垣峠の下りは,ブリーフィングで要注意と言われた箇所だが,国道439号線と比べれば路面は鏡のよう。ガードレールがないことを除けばなんの問題もない。下りきってPC3のローソンに到着。

PC3のローソンでは店長から塩分タブレットをもらって,「頑張れ」と励まされる。カフェイン補給の100円コーヒー1つでここまでされると恐縮する。GPSデータを後半のデータに切り替えて再出発。風向きが追い風になったせいか,若干下り気味になったせいか後輩のペースが快調になってきた。いい感じで走っていたが,鐘ヶ坂トンネルへの登りで失速。六甲山ホームコースのヒルクライム好きじゃなくて武庫川ホームコースの平坦専用の間違いではないかと思いながら,長いトンネルを抜けて篠山市市街地を通って,PC4のローソンに到着。先着者たちに買われたせいか,弁当・麺類の品揃えが寂しい。寒さ用にシャツを買おうかと思ったらPC3と違って在庫がない。一方でイートインスペースはある。ホットコーヒーと親子丼でちょっと休憩。そうしていると,後続が続々と来たのでイートインスペースをあけるために再出発。

花しょうぶ園に向かって10%を超える坂を登る。とはいっても標高500mほどなのでGPSの標高を見ながら走れば問題ない。誰もいない花しょうぶ園の看板を撮影して,最後の通過チェック4完了。残り距離50km強。下り終えると三田市の市街地に突入。ラーメン屋の看板みて食いたいと心から思った。国道176号線に入ると交通量が一挙に増え,自動車の速度もあがってるので,こちらもあわせてスピードをあげて走るとやっと西宮市に突入。

金仙寺湖の手前でちょっとミスコースをしたが,2重チェックで被害を最小限におさえて,最後のPC5に到着。新商品のリンゴジュースが並んでいたので買ってカロリー補給。後続の人が到着して,ちょっとした機材談義になる。私の乗ってる自転車を見て,「でも,お硬いんでしょう?」と聞いてくるので「600kmまでは走りましたよ」とブルベ用におすすめしておく。プロだとパリ・ルーベ走っちゃうわけで,自転車の硬い・柔らかいというのを私自身は全然気にならずに走ってる。ただフォークを含めて前三角の硬さがあるおかげで下りがスムースに下れるとは思う。私の自転車を和歌山ブルベで見たという人もいて,みんな意外と機材見てるんだなと思った。

再出発して最後の難関といわれるハニー坂。地元のひとがいうには看板が見えてから急傾斜ということなので,看板までは抑え気味に走って,看板見えたところからダンシングでクリアしようとした。12%の傾斜を登りきってコーナーを曲がったら14%の登りになっていて,さすがに閉口したが,1kmちょっとの坂なのでインナー×ローで足は持った。クリアした後はダウンヒルだが,細かいヘアピンカーブが多くて,暗闇の中ではラインがとりづらい。甲陽園方面への分岐から見える街の明かりがきれいだった。

下り終えて,国道2号線に合流。時速30kmで走れば24時までにゴールできるかもとちょっと期待が残った。昼間と違って交通量が少なくそれほどストレスなく走れるので,全力で信号インターバルを頑張る。しかし結局時速30kmを維持できず,おまけに信号にことごとくひっかかり,到着は24時を過ぎた。しかもハニー坂から後輩を引きちぎったかと思ったら5分後ぐらいにはゴールしてきた。後でStravaのセグメントを見ると平坦区間ではことごとく負けてる。後輩の平坦番長ぶり恐るべし。

 ゴール受付を終えて,カップ麺とお菓子をつまみながらゴールした者同士で感想を言い合える状況は都市型ブルベならではの楽しさ。ただし信号地獄との等価交換。

 

 

 

 

 

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