ブルベも始めました

2016年からブルベも始めました。

Fleche 広島 2019 DNF

去年の3月にFlecheにお誘いいただいた。ボッチで走っていても3年になると誘われるようになるのかとちょっと感動した。

AJ広島主催のFlecheなので,松山発でしまなみ海道を通ってゴールするようにコースを引いてみるが,案外距離が足りない。いっそのこと2017年四国400kmのコースを松山観光港スタート&ゴールにして,ゴール受付にはチームリーダーひとりで行ってもらうという案も考えたが,さすがにそれはFlecheの理念に背くのではないかと思ったので,なんとかコース作成してみた。22時間目の居場所と24時間目のゴール地点の候補が意外となかった。証跡についてコンビニで3人のレジの時刻はどこまで違っていていいのだろうかとか,写真の場合は自転車3台なのか,おっさん3人なのか意外とわからない点があったが,いつものブルベとそんなに変わることないだろうで出発。

コースは松山観光港スタート,夕焼け小焼けラインから上宇和まで南下して,大洲から内子を通り国道380号,494号,439号,194号を通って西条市に抜ける。あとは今治市からしまなみ海道を通る。

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メンバーは,たこぼうずさん,ガサルスさん,に私の3名。SR持ちで1000kmブルベ完走経験者。とはいってもそれぞれ平坦,登り,下り,休憩のスタイルは違う。序盤の市街地を抜けて夕焼け小焼けラインを走って,長浜の稲田菓子舗で休憩。抑え気味で走っているので,いつもと疲労感が違う。長浜大橋を抜けて,アップダウンが連続するようになると各人の違いをそれぞれの努力で埋めないといけなくなってくる。八幡浜から双岩への長く続く登りでそれが顕著になってきた。PC1のローソン西予宇和町岩木店で休憩。昼飯は内子で取るということで軽めの補給。内子のからりで昼食。休憩ばかりで大丈夫かと心配になるが,予定表通りの進行なので焦る必要はない。

小田に入ると去年の四国600kmのコースを逆走することになるが,去年の記憶が全く無い。交通量は少なく道がきれいで走りやすい。ただし登っている。結構長い登りのあとは美川への下り。なんとか道の駅美川の営業時間中にはたどり着けた。パック入いちごとアイス食って休憩。ただし,ゴミは持ち帰りなのでバックポケットに詰め込んでおく。もう一度登ってトンネルの中の県境を越えると下り区間ブラインドコーナーが多く,神経使うしブレーキかける箇所が多い。途中で雨というほどでもないが,ポツポツ降ってきたが,雨雲レーダーには映っていないので大したことにはならないだろう。下り終わると国道439号線へ。一旦登り返して,下りきって道の駅633美の里で休憩。

あとは道の駅木の香への登り。雨は降っていないが路面はすっかり濡れているので,ここらへんは結構降った後のようだ。真っ暗で周りが見えないのでどこらへんを走っているのかわからない。焦る必要はないのでのんびりと走る。登りきったところで真っ白な霧。コーナーの反射板と路面の白線を頼りに走る。PC3の道の駅木の香に到着。温泉は営業終了で入れない。ホットココアが欲しかったのだが,アイスココアしかない。

寒風山トンネルは寒いだろうと予想して防風防寒ジャケットを着込んで入ると,予想通り寒かった。20km近い長い下りが終わって,加茂川のファミマに到着。弁当の在庫が乏しくて残念だったので,壬生川のすき家に向かう。ちょっとしたアップダウンが混じる平坦基調,しかも信号が混じるので,信号待ちで千切れた。止まった後の再始動直後がどうも足が回らない。ギア入れて信号待ちでなんとか追いつく。すき家でカレー。ガサルスさんが左膝を痛そうにしている。だましだまし走っているようだ。今治市に入るとますます痛そう。今治市内ならネカフェもホテルもあるし松山に帰りやすい。たこぼうずさんとここで止めようと話し合って,ガサルスさんを止めた。

単独で走るならマイペースで行けるが,チームで走るとどうしてもひとに合わせようと無理してしまう。登りはもちろんだが,下りでもついていこうと無理してしまう。今回のルートは登りが多すぎて,下りもブラインドコーナーが多すぎた。これはルート原案の私の責任。やはり去年の四国400kmをベースにすべきだった。

DNFした後松山観光港に戻ってから帰宅したが,帰宅直後に猛烈な眠気に襲われた。ちょうど22時間目。24時間走り続けることがほとんどないので,明け方をどう凌ぐかは課題として残った。