ブルベも始めました

2016年からブルベも始めました。

PBP2019:ゴール後

ゲート通過した後は,Paris-Brest-ParisのバナーのところでAR四国ジャージで記念撮影。今回の最重要ミッション完了。Controlで最後のスタンプを押してもらって,メダルを受け取った。食事券をもらって,まだ寒いテントのレストランへ。この食事が個人的には最大のハズレだった。カレーだと思ったら,カレーぽい何か。見た瞬間に脳がカレーだと認識しているので,それではない何かを食べるとがっかり感半端ない。

ちょっとうろうろしていると,後輩がゴールしてきた。1200kmで1時間半しか差が開いていない。すごい進歩だ。あんまり寝てないようで口調がふわふわしている。「師匠,ありがとうございます」というから「PBP完走するような弟子は,師匠の座を危うくするから今日で破門だw」。SRとるぎりぎりしかブルべ走らないし,実走も月1回くらいの私は,年に200回六甲山登るような弟子を持った覚えはありません。

ゴールしてくるひとをぼんやり眺めながら木の下で日向ぼっこ。そうすると,台湾のHanaさんと出会った。秋にSR600紀伊山地走る友達と日本に来るという話や,来年の北海道での1200kmブルべの話。今度は日本で会いましょうと別れた。CH1200で同室だったひとも帰ってきた。

ショップをのぞくと車検日に買い逃したTシャツが売っていたのでお土産に買って帰る。手書き領収書の宛名はゼッケン番号だった。最後の最後駐輪場から出るときは,受付で使った添付書類のPDFを見せて脱出。ゴール付近は混雑していたが,ランブイエ駅はそれほどでもなかった。ホテルに戻って,シャワー浴びて着替え。ドロップバッグの回収,明日の帰国の準備と意外とあわただしい。そうしているうちに懇親会。30分押しで開始。途中一緒になったひととも再び会えた。知り合いの少ない私は同じ愛媛から参加している夫妻と後輩とオレンジジュースで乾杯。

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パーティーがお開きになって,もうちょっと食べたかったでの駅前のバーガーキングへ。タッチパネルでフランス語がわからなくても問題ない。夜10時過ぎでも駅から帰ってくるランドヌールたちがいる。ホテルに戻ると同室のひとが寝ていた。事故で遅れるということでドロップバッグを回収しておいたのだが,ちゃんと帰ってこられてなによりだ。話を聞くと序盤の200kmで事故って半身擦過傷,STIレバーやF/RD不調の中残り1000km走り切ったそうだ。ランブイエまで自走で戻ってくるのが一番簡単な選択肢とはいうものの,傷だらけの身体で80時間走るのはツール・ド・フランス出場選手と変わらない。

翌朝は自転車ばらして箱詰めして,チェックアウト。もうどこにも行く気力はなく,駅前のマクドナルドで昼食とって,バスで空港へ。PBP参加者のバイクで一杯のチェックイン。2時間前から空港についたが結構あわただしい。搭乗した後はうつらうつらしながら,気がついたら日本着。機内食2回あったしブルべ腹というほど空腹感はなく,フランスでは食べられなかった森永チョコモナカ食べたらおなか一杯になった。羽田空港国内線ターミナル直結のホテルに泊まって,翌朝松山空港へ。

空港に着くとAR四国ジャージ着た4人衆に迎えられた。重いでかい荷物を運んでもらって感謝。そのあとハイカロリーな茶色だらけの昼飯。これでひとまずPBP2019終了。