ブルベも始めました

2016年からブルベも始めました。

第7回 石鎚山ヒルクライム

1ヶ月前の久万高原ヒルクライムでの凡走からの巻き返しを計るべく,タバタと高ケイデンス走を取り入れて,なおかつチェーンリングを52×36(±2)から50×34(±3)に変更した。死点が34T相当から31T相当に小さくなるのでケイデンスがあがるんじゃないかなと期待。

昨年は雨の中自走したので身体が冷えて動かなかった記憶があるが,今回は職場の同僚の車に同乗させてもらった。車だと1時間で到着。受付で参加賞としてレッドブルのノンシュガーをもらう。今年はレッドブルの配布サービスがないのか。しかし,第1回のThe PEAKSのときもそうだったが,参加者は砂糖入りが欲しいのにノンシュガーとは,レッドブルって意外とスポーツに理解ないんじゃないかという疑惑がある。

駐車場の場所取りのために早めについたので,自転車組み立てた後はやることない。7時までは車の中でだらだらと過ごして,7時になって駐車場がほぼ埋まったのでスタート地点に向かって出発。ゆるい登りでケイデンス高めにウォーミングアップ。

スタート地点から見ると,雨の心配がなさそうな天気だが一応用心のためにウィンドブレーカーとタオルだけを頂上行きの荷物として預けて,ウォーミングアップのマッサージを受ける。ひとにやってもらうと自分の脚が左右で凝り方が違っていることがわかって面白い。

開会式が始まるので,シューズを履き替え,他の荷物と一緒に預ける。9時になったので,スタート用のジェルを飲んで準備完了。40代の後半スタートの組なので,バイクラックのところから各カテゴリーのスタートを眺める。

スタート地点では割りと後方に並んだ。そこそこ抜かれるし追い抜きもするつもりの位置取り。5分間隔なので40代前半組がスタートしてもしばらく間があく。撮影用ドローンが低空で飛んで,羽音がうるさく聴こえるようになった時にスタート。スタートからはしばらく団子状態なのだが,前方の速い人達がいなくなると,集団の前方に位置してしまって,風よけになってしまった。しょうがないのでペースをあげて前の集団に追いつこうとするが,もう少しのところで鳥居を抜けてしまって平坦区間終了。

元ゲート地点から傾斜が急になるので,フロントをインナーに入れてケイデンスは高めを意識して220wを目安に走る。いままでは登りでケイデンス70rpmくらいだったのが,80rpmまであげて走れる。追い抜く目標には困らないくらいライダーがいるので,気分は盛り上がる。1stステージは登り区間約6kmなので2km単位で走っていたが,心拍数は170bpmくらいでケイデンス80を維持しながら走れてる。わりとあっさりと1stスタージを終了して下りに入る。ここまで約35分,後半失速しなければ70分切れそう。エナジージェルを補給して,給水ポイントに到着。去年はここで一気に身体が冷えてしまったが,今年は水をかぶるくらいの気温。とはいっても,久万高原ヒルクライムのような暑さにへばりそうというほどでもない。

この給水ポイントで再び混走状態になって,2ndステージに入る。最初に10%超えの急傾斜があるのだが,あまり苦にならずにペダル回せて登れる。さすがに後半になるとケイデンスが落ちてきて,上げられなくなってきた。あと2kmのところで法螺貝が聴こえてきて,ペースをあげようとしたところで太ももが攣りそうになる。やばいのでケイデンスだけを意識して登っていく。ラスト1kmということでラストスパートをしようとするが,もう腰を上げる気力がわかず,淡々と走ってゴール。

荷物を受け取って,コーラを飲もうと自動販売機でコーラを取り出そうと屈んだ瞬間に左右の臀筋が攣った。やはりギアの楕円具合が大きくなってケイデンスが上がったことで筋肉が慣れてない。

さすがに標高1500m近くになると走り終わった身体には寒いくらいでウィンドブレーカーはあってよかった。早く下りたいので,下り用の待機列に並ぶが結構待たされる。30分以上の時間をかけてゆっくりと下り,やっとスタート地点に帰ってこれた。

全身マッサージを受けて,痛気持ちよさに寝落ちしそうになった。マッサージが終わったときにはパンナコッタは全部食われてなくなっており,うどんのコーナーは長い行列があったので,残ったトマトとぶどうを食べてリザルトを確認。70分が切れて自己記録更新したことを確認して帰途に着いた。

登坂能力は去年並になっていることが確認できたし,機材の調子も確認できた。次走はThe PEAKS 4th round。机上の空論では完走できるはず。