ブルベも始めました

2016年からブルベも始めました。

2018 ミッドナイトエンデューロ

ミッドナイトエンデューロは以前から行きつけのショップに誘われていたが,今年は久万高原ヒルクライムとかぶらなかったのでやっと参加できた。4時間かけてやっと岡山国際サーキットにたどり着いた。途中でブルベのルートのようなアップダウンが続く1車線の山道でちょっと悪夢が蘇りそうになった。

コースは自動車・2輪とは逆向きで,試走に出ると,ピットの出口からコースに入るまでが登っている。登りといってもヒルクライムじゃないので,アウターでいける。下りコーナーは1周目はブレーキかけたけど,道幅もあるし路面もいいのでちゃんと走ればノーブレーキでいけるはずと2周目からは,それぞれのコーナーをどう走ればいけるか,確認しながら走る。キッズからママチャリ,ソロ8時間までのレベル差の大きい混走なのでどうなるかと思ったが,道幅に余裕があるのでそれほど気にすることなく走れる。試走だと1周6分後半から7分。本番はもうちょっと頑張れそう。

試走が終わって,キッズレースが始まって終わり,表彰式が終わって,レース前の打ち合わせ。スタート時点が一番混雑度が高いので,最初の2周は任せて,2番手で3周単位で走ることになった。

21時になりスタート。さすがに大集団がライトをつけて,道幅いっぱいに走る光景はサーキットならでは。5分もしないうちに先頭集団が帰ってくる。スタートから2周で帰ってくる話だったので,ピットで交代待ち。意外と早く帰ってきて,センサーのストラップを巻いてもらってスタート。最速の集団はとっくに先を行っているので,自分の前にいるのは,遅いひとたちなので,追いつくための目標にはなっても,風よけにはならない。追い抜きやすいのは登り部分。下りだと速度差が小さいのでコーナーが近いと追い抜けない。アトウッドコーナー抜けてから平坦に見えるゆるい登りを走っていると,ホームストレートのダンロップが見えてくるのでもう少しと思うのだが,意外と長い。ホームストレートに入っても登っているので,踏み続けないとスピードがでない。緩い登りなので個別の力よりもドラフティングの効果が大きいので,ここは集団で走れる方が有利。ホームストレートでメーターに時速34kmと見えて,自分の力のなさに軽く絶望する。先頭集団に追いつかれることなく,2周目と3周目を走って第3走者に替わる。ピットで出番待ちのひとたちがスマホを見ているのでなにかと思ったら,リアルタイムでラップタイムが見えるそうだ。メンバーのタイムが一目瞭然。帰ってきて,まずは水分補給。走っている最中は下ハン握っていてとてもボトルに手を伸ばす余裕がない。18分そこそこ走ればいいだけなので,ボトルなしで十分。汗でジャージはもちろんグラブまでじっとり濡れてしまってる。ヒルクライムほどではないが,強度は高く追い込んで走っているので発汗は多い。

待ち時間を計算しながら,ピットで選手交代の手伝いしながら,次の出走待ち。今回は心拍計測センサーを忘れたので,どの程度休めたかがわからないが,足が攣る気配もない。2回目も結局,先頭集団に追い抜かれることなく,足が合うひともいないまま周回重ねる。斜行するひともいないし,落車もみないので,気を使うことはほとんどない。ナイトランなのでライトの明かりで後続が来ているかどうかがわかるので,これは昼間にはないメリット。結局1回目よりちょっとタイムが落ちて,交替。

4人チームなので,一人3周だと3回か4回走れば4時間のゴールになる。たぶん最後の走行になる3回目。ピットからの合流点で足が合いそうな人の後ろにつけた。登りだと私が速くて,下りと平坦はあちらが速い。さらに前にもう少し速そうな人がいるので,登りで牽いて追いついて3人になる。アトウッドコーナー抜けて,中切れになりかけたので間にはいってつないで,ホームストレートの入り口でお別れ。ピットインして第3走者に交替。この3周目が最速ラップ。

4時間目で誰が最後になるかが話題になって,誰も最後の走者になりたがっていないので,引き受けることにした。同じエントリーフィーで多く走れるのでどうかと思ったが,皆疲れているので「どうぞどうぞ」で譲られた。最後の走行で,かなりの大集団に追いついたが,これが微妙に遅いが集団が大きすぎて追い抜ききれない。登りで先頭近くまでいけるのだが,その後に外側からかぶさってきて,結局集団に引き戻されるを繰り返す。結局,集団のまま4時間経過してゴール。

サーキットという快適な環境で走れたのはいい経験だったが,往復で8時間以上かかってしかも徹夜というのはちょっとつらい。