ブルベも始めました

2016年からブルベも始めました。

BRM0305四国200km

地元にブルベ開催団体ができたと思ったら,鬼主催者だった。200kmで獲得標高3000mとはいえ,前半登るか下るか。3ヶ月間乗れていなかったこともあって,オーバーペースでハンガーノック気味になった。大平から砥部への登りは地味に傾斜がきつく平均8%,しかも心拍数175bpmで頑張りすぎた。砥部から国道379号はさらに登って道の駅ひろたに到着する頃に脚を使い切った感があった。しかも寒い。手足は寒いが,登りで頑張りすぎて汗かいてしまう。ひろたは通過チェックだけなので写真取ってトイレよって再スタート。

ひろたからの下りで空腹感が治らず,笹峠山の登りは羊羹とシリアルバー3本づつ食べながら登る。パワーメーターが80wを示すので,「ひどい貧脚だな」と思ったら,単に右側のデータが拾えていなかっただけだった。車の通らなそうな山道だったが,路面は清掃されているような箇所が多くて登りやすい。ただし傾斜は急。700mの登りで10%超えの箇所が頻発する。おおよそVAM600m/hの予定通りに大洲市との境界線を越えて笹峠山の下りに入る。ブリーフィングで下りは道が悪いと言われていたが,想像以上に悪かった。路面が落ち葉で見えないし,所々に石が落ちている。十分に減速するためにかなり手前から減速してコーナーを曲がる必要がある。幸いトラブルなく下れて途中で通過チェックの飛翔の像で写真撮影のために止まる。写真撮影のために止まって,バックポケットからスマホを取り出して,構図を確認して撮影,スマホをバックポケットにしまうという一連の作業は,時間にすれば1分程度なのだろうが,一度止まらされると精神的に緩んじゃうので再スタートから気分が乗ってくるまでに時間がかかる。さらに下って肱川が見えてくる。

肱川沿いはずがもう一度登らされて,精神的に切れた。空腹感も治らず途中でコーラ飲んで気晴らし。80wの貧脚メーターを見ながら登ってやっと下りに入る。国道197号は気分良く走れてPC1のきなはい屋しろかわに到着。去年のBRM501では営業時間中には通過できなかったのでやっと城川ソーセージのホットドックが食べれた。さらに米塩ラーメンを食堂で食べる。米粉の麺なのであっさりしてうまい。米粉ってビーフンかフォーしかないのだが,それとは違ううまさ。豚ベーコン丼も食えそうだったのだが,食い過ぎは後半が辛くなるのでここで切り上げて再スタート。

ここからはBRM501のコースを逆に走るのだが,県道35号への左折を忘れて国道197号を大洲に向かって走ってしまう。気づいたのは大洲市の看板を見たとき。もう10km近く走った後で,精神的に落ち込む。10km戻るくらい時間の余裕はあるのだが,やる気は限りなくゼロ。2週間後にもう一度200kmブルベ走るし,DNF連絡してそのまま帰ろうかと考えた。だが気を取り直ししてUターン。結局1時間浪費してコース復帰。後半は前半と比べれば平坦基調なのだが,使い切った脚には4%程度の登りが1kmも続くと「こんな峠あったけ?」と思うくらい精神的に効いてくる。

国道56号から県道30号は何度も走っているので,もうミスコースの心配ないし,GPSもいらない。三瓶へのダウンヒルが気持ちいい。PC2のサークルKに到着。棚がスカスカで在庫品の割引セールやってるし閉店か?と思ったら,ファミマへの改装準備前だった。シュークリーム食べたいと思ったのだが,売り切れだったのでプリンとホットコーヒーを買う。ここまでくれば後は風向き次第。たいした風は吹いてなく,最後の力を振り絞って夕焼け小焼けラインを走る。時間はちょうど日没頃だったが,曇り空のため夕陽は拝めず。最後の登りの三秋峠はマイペースでクリアして,ゴールのローソンに到着。ミスコースしたとはいえ11時間以上かかった。去年の200kmブルベが9時間強だったので1時間半くらい余分にかかっている。獲得標高が1000m以上追加されている影響がはっきりと時間に表れている。

これでBRM415はどうなるのだろう。単純に今回のBRM305の倍の距離で獲得標高は倍プラス1000m。目標24時間ってところで,須崎のガストで休憩かな。去年のBRM319の獲得標高が3000mだったのに,同じ400kmブルベとして扱っていいのか?