ブルベも始めました

2016年からブルベも始めました。

BRM611四国300km

300kmブルベ100周年記念は亀老山から夕陽を見ることをテーマとしているらしいが,午前8時スタートで11時間で212km走らなければならないので,そこそこの速さが求められる。そもそも梅雨時期6月のブルベで夕陽を見ることを目的とすることの無謀さ。

天気予報では前半雨で後半になれば雨は上がるとなっていた。スタートしてゆうやけこやけラインを走っているとぽつりぽつりと降ってきた。通過チェック1の長浜大橋に着く頃にはレインウェア着た方がいいくらい。肱川沿いを走って五郎の赤橋に着くが工事中で迂回させられる。内子から国道379号のゆるい登りから,真弓峠への8.4km5%の登りを走るとちょっと下れる。国道33号線に入ってPC1のファミマ久万入野店到着。昼飯におにぎり2個詰め込んで,三坂峠を越えて砥部町へのダウンヒル。いつもならそのまま国道33号線通って県道23号線通るところだが,今回は交通量の多いところを避けるためか,浄瑠璃寺八坂寺へ右折する。途中豪華結婚式・披露宴会場ぽい建物を通りすぎる。ジューンブライドのうたい文句に誘われてガーデンセレモニー企画して今日のような天気だったら最悪だなと,カッパ着て駐車場待機している従業員を見て思う。県道23号線に入って砥部町を桜三里に向かって走ると大型車が多い。しかも雨量が増えてきた。最悪の気分で桜三里に入る。前半のトンネルを抜けるまでの登りはそれほど危険は感じなかったが,トンネルを抜けて下りに入ると土砂降りになって視界が悪く,しかも交通量が増えて抜かれる速度差が大きくて危険を感じる。後続に抜いてもらうにも,良い場所が少ない。三坂峠と距離は変わらないが,精神的には後続車に神経使って長く感じた。

丹原からの平坦に入って少し雨量が減ってきた。ほぼ平坦の10km程度なのだが,意外と時間がかかる。通過チェックの伊予西条駅で折り返し。国道196号線を通って今治市に向かう。今治市に入るころには雨はあがった。県道38号線で市街地に入るので信号で度々止められる。市街地を抜けて糸山のファミマで補給して来島海峡大橋へ。雨が降っていたし,夕方なのでしまなみ海道を走る者はいなかった。亀老山ヒルクライムは3.3km7.2%と登れないほどではないが,200km走ってから登りたくはない。藻塩アイスが食べられるわけでもなく登り切って通過チェック用写真とってさっさと下る。一応夕陽が見られる時間だが,亀老山の夕陽を見るならもっと気象条件に恵まれた日に来ればいい。もう一度今治市街地を通って国道317号線に入る。日が沈んで交通量はほとんどなく静かな道。水ケ峠トンネルを抜けて,石手川ダムを通るころから交通量が増えてくる。奥道後を抜けてPC2ローソン松山末町店。店内改装閉店前で弁当の在庫がなかった。ドリンクだけ補給してエリエールGC松山への登り。伊台への登りでも5.5%あるのに,エリエールGC松山へのラスト1.8Kmは真っ暗闇の路面がらがらに荒れた7.4%。タイヤが跳ねて進まないのか登りで進まないのかわからない。ペダルの回転数だけ数えて通過チェックの写真を撮って,今度は真っ暗闇のタイヤが跳ねる荒れた路面を下る。道後の街の灯が見えたときは文明世界に戻れた気分。だが,最後の通過チェック時計台での,浴衣着た観光客に交じって反射ベスト着たあやしい自転車乗りが写真を撮る場違い感に心折れそうになった。松山市街地を抜けて国道56号線を走ってゴール。