ブルベも始めました

2016年からブルベも始めました。

BRM212高知200km

朝から雪が舞う200kmブルベ。持てる限りの極寒仕様で身を固めたが,それでも足先と手は冷たかった。

上半身は,ファイントラックのアクティブスキン+モンベルのジオラインサイクルアンダーウェア+CraftのWind Breakアンダーウァア+腹と背中にカイロ+Goreのジャケット。

下半身はGoreのWind Stopperビブタイツ。

グラブはファイントラックのインナーグローブにkabutoのWPG-2+カイロ。

靴下はファイントラックのスキンメッシュにRiveloのウールソックス+つま先に貼るカイロ上下+プレミアムシューズカバー。

頭はGoreのWind Stopperキャップとパールイズミのイヤーウォーマ,首にはBuffのフリース裏地タイプ。

路肩には雪が薄っすら積り,路面はウェットの状況。集合時間からスタートまでの時間寒くて仕方ない。スタートして市街地は信号や二段階右折で時間がかかる。市街地を抜けて橋にかかったところで橋上が凍っていた。やばいと思いながら走って下りに差し掛かったところで派手に転倒した。右半身を路面にぶつけたが,骨折はない。自転車もチェーンが外れただけで問題なさそうなので,徒歩で橋を渡りきって再スタート。

南国市に入るころには路面は乾いていて,信号も減り,よく知っているルートなのでペースがあがってきた。とはいえ落車の後にetrex30のマウント部分が緩んでいるのを治そうとした時にサイコンのマウントに手をぶつけて折れてしまったので,パワーも心拍数もスピードも見えなくなった。腕時計はグラブに隠れて見えない。自分の感覚だけで走るしかなくなった。西風が吹く予報だったが,期待していたほどの風ではない。

PC1に予定通りの時間に到着。スピードメーターも時計も見ないで想定時間通りに走っているので,冬場ほとんど乗っていない割には走れている。ほぼ平坦で追い風という条件のおかげだろう。

国道55号線に戻ったあたりから雪が舞い始めて,ちょっとやばいかなと思ったが大したことはなく,風向きも逆風にはならず走れる。甲浦を過ぎて徳島県に入ったあたりから,上りが増えてきてペースが落ちてきたように感じる。その感じがやる気をみるみる下げていく。しかも太ももが攣りそうになってきた。やる気が削れてめんどくさくなって,インナーギアを使うのがめんどくさく感じて結果としてアウター縛りで走っている。しかもレバーの調子が悪くてたまにシフトアップが出来ずに空振るのがさらにやる気を削る。

相変わらず,ローソン牟岐町中村店が遠く感じる。とはいえこれまでは膝痛,アキレス腱痛があったのに比べれば肉体的には大したことがない。だらだら走ったつもりだったが,時間的には予定通りに到着。今回は昼間だったので,前回の夜中の店員さんはいなかった。

再スタートしてからもだらだらと走って,いつも気が付かずに通り越してしまう星越峠も通り越し,やっと阿南市に入る。しばらくして市街地になってくると一気に交通量が増え,信号も増えて辛くなる。前回までは阿南市を抜けて小松島市に入ると国道55号線に戻って徳島市に入るコースだったのだが,今回は小松島市中心部を通過するコースになった。国道55号線は交通量が多いが,なんとなく最後の力を振り絞って走ればいいという単純なコースなのだが,今回は市街地で交通量も信号も分岐点も多くて頭を使って疲れるコースだった。見知らぬ道をGPSの指示通りに引きずり回される感覚が辛い。やっと国道55号線にたどり着いて,知ったルートでやる気がちょっとだけ出る。ゴール受付を済ませて,急いで徳島駅に向かうが3分差で特急に乗れず。輪行の最後の袋に収めるのがいつまでたっても進歩しない。寒い中駅で1時間待って帰ったが,帰りの自由席はほぼ満員。デッキに置いておいた自転車が心配だったが,壊されることもなく無事帰れた。

次回はBRM310倉敷300kmの予定だが,3月上旬の中国山地も今回と変わらないような寒さのような気がする。雨が降らないことを祈る。