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ブルベも始めました

2016年からブルベも始めました。

The PEAKS ラウンド3 熱海

前日夜に雨が少し降ったものの,当日は晴れて3回目にして初のドライコンディション。さすがに4月に雨だと気温10度以下になりかねないので,晴れてよかった。今回は基本夏用ジャージ,ビブパンツ,夏用アームカバー,アンダーウェアだけFinetrackのベースレイヤーにカンパのアンダーウェアを重ね着で汗冷え対策。下りはウィンドブレイカーではなくジレにしてバックポケットに入れておいた。エイドステーションとコンビニがあるが,補給食としてココナッツシリアルバー3本といむらやのスポーツようかん4本,アミノバイタル4本。ボトルは1本でツールボックスを空いてるゲージに装備。夜間走行するわけではないので,Volt300を前照灯,OMNI5を尾灯。Garmin Edge800とetrex30xjをコースナビに使用。前回との大きな違いはスプロケットシマノの12-28からレーコンのロークロス12-28に変更した。シマノだとインナー×ロー固定のところが,レーコンなら細かくギアの選択が可能になる(はず)。

熱海といっても温泉宿ではなく東横インに宿泊。あまり寝ることができず午前3時に目が覚める。前日に駅ビルの成城石井で買っておいた焼き鯖寿司を食べながら出発準備。難易度としては前回並くらいのはずだが,終電に間に合わせるためにはトラブルなしで時間内にゴールにつかなければならないという必須事項が重くのしかかる。

ホテルをチェックアウトしてまだ濡れた路面をスタート地点のかんぽの宿熱海別館に向かう。最後の1km程度の登りがきつく平均9%弱。今回はそこそこの距離の急傾斜が頻発するようで,前回のようなそこそこの傾斜の登りが長く続くタイプとはまったく違うようだ。

前日受付をしているので,荷物を預けてバイクチェックを受けてスタートにならぶ。

latlonglab.yahoo.co.jp

ノースルートで最初のグループなので先頭に入れた。地元の参加者に聞くと,ST3から走るのが良さそうだ。ST2への分岐点から箱根峠を越えて湯河原を往復するST3は登りの距離が25kmと最も長いので,力のあるうちに走っておいたほうがいいと聞いた。最初はST1から数字順に走る予定だったが,その話を聞いて遠い順にST3,ST2,ST1に走ることにする。

スタートして,少し下ってすぐに登る。ノースルートではここが一番急傾斜で平均9.5%が5km続く。6人スタートでここで4人に先行される。ここで追い込むと後がつらくなるので,パワーと心拍数を見ながら,抑え気味に走る。抑え気味といっても身体には辛い。5km程度なので,ゆっくり登ってもせいぜい30分くらい。熱海峠でST1への分岐点を通過し,傾斜がゆるくなる。やっと一息つけたところで,後ろから来たDeRosa乗りの人と一緒になる。赤城で見た覚えのある自転車だったので,話しかけるとやはり赤城でも走られた方だった。家族ポイントを稼いで年に1回のイベントに参加してるそうだ。職場の同僚と一緒に参加で,こんなイベントに参加する同僚がいるなんてちょっとうらやましい。

私よりも登りは早いが,傾斜がゆるくなり,アップダウンが続くコースでは私もなんとかついていけるので,十国峠を越えて箱根に入り,芦ノ湖湖畔から大観山を越えて,ST3へ下る。土地勘がないので,芦ノ湖や箱根って大学駅伝の舞台くらいしか知らないので,箱根と熱海って近いんだとか自分の知識を更新する。箱根から湯河原はMAZDAターンパイク箱根があったりと走り屋の道らしく,2輪4輪がひっきりなしに走ってくる。地元の人が最初にST3を通過すると決めた理由が分かった。交通量が少ないうちに通るほうがストレスがすくない。走り屋といってもみんなセンターラインを守って走ってくれるのでヒヤリとする場面はほとんどなかったが,それでも下りで後ろにつかれたり,登りでエンジン音が聴こえるのは精神的にくる。

長い長い下りを終えてST3に到着。まんじゅう2つとオレンジを補給してトイレを済ませて再スタート。DeRosaの人は後で追いついてくるだろうと思っていたら,やっぱり追いついてきた。箱根のレーダーが見えてくるころにDeRosaの人を見送って,あとは耐えながらシリアルバーを食べながら大観山を越えて,箱根峠を越えてST2への下りに入る。ST2へは国道1号線を通る。ここが今日で一番の交通量。自動車の流れに乗れるようにアウター×トップで踏み続ける。運がいいことに後続車は控えめな速度で来てくれるので,コーナーで距離が開く。下りの分岐点を見落とさず左折してST2チェック。今度は国道1号線を登り返すのだが,今度は登りで自動車に抜かされる。登りは2車線あるので,よほどタイミングが悪くなければ,自動車のほうが避けてくれるのだが,それでも大型トラックに追い抜かれるたびにひやっとする。一方で,参加者を追い抜く場面も出てきた。登りなのでそれほど速度差がないので,追い抜くためにはダンシングでダッシュする必要がある。時間をかせぐために体力を消耗するのは長期的に合理的なのかと考えるべきなのだろうが,追い抜く目標があったら追い抜くのが自転車乗りの性格。

歩道の上では疲労困憊なのか立ち尽くす参加者とかディレーラーを後輪に巻き込んで走行不能になった参加者の姿がちらほら見える。疲労困憊ならまだいいが,メカトラだとここからどうやって帰るのだろうかと心配になる。au損保は50kmまでは自転車配送してくれるはずだから,なんとかなるだろうから,トラブルが起きるなら終電に間に合うタイミングにしてくれと祈りながら登って分岐点のAS2に10:30に到着。

そこで体格のいいSpecialized Allez乗りの人を追いかける。下り基調で見知らぬ人の後ろに就けないので,車間距離は十分にとって目標にする程度だけど,この人が速い。体格がいいので下りはもちろん,コーナーもきれいにクリアしていくので,ちょっとでも気を抜くと差が開きそうになる。いい目標だと思って,下りも登りも踏んでついていく。熱海峠のST1への分岐点で判断に迷ったようなので,右側を指差して先に行ってもらう。ST1への下りでサウスルートを通過した人たちとすれ違う。

10km下ってST1のサークルKに到着。レッドブルと水買って再出発。ブルベでもそうだけど,同伴者がいるとエイドやコンビニでの滞在時間が長めになるような気がする。再出発して,のんびり登っていると,DeRosaの人に追い抜かれる。どうやらサークルKでそこそこ長居していたみたいだ。しばらくは後ろについていけるが,コース半ばの緩斜面区間でついていけなくなってお見送り。もう心拍数はあがらなくなってきているので,パワーだけを見て,移動距離の数字が増えるのをちらちらと確認しながらペダルを回す単純作業を繰り返す。熱海市内方向の看板が見えた頃にお昼12時のサイレンがどこからか聴こえてきた。1時間貯金の目標は達成できなかったが,あとは熱海市内への下りなので,損失を最小限にするべく下るが,急傾斜とコーナーのRがきつくてライン取りが難しい。しかもゼブラゾーンでタイヤが跳ねる。前を走る自動車からブレーキが焼けるような臭いがする。下って信号を渡って,スタート地点までの登りを越えてノースルート完了。コンビニレシートとタグチェックを受けて,トイレを済ませてオレンジとコーラを飲んで,貯金45分でサウスルートに入る。カレーを勧められたが,前回の失敗を踏まえて,補給食多めに持って走りながら食べているので,空腹感は覚えずにすんでいる。どうやらノースルートで12番目らしいが,貯金45分しかないので激坂が混じってミスコースしやすいサウスルートでの余裕はまったくない。

緩やかに登って下ってを繰り返して,ST4のチェックを受ける。ここから海沿いに向けって下っていくのだが,傾斜が急すぎてヤバイと思った箇所に出会う。これを帰りには登らなきゃならないとなると,押して歩いてもいいかなと思うくらい急。ツールドにし阿波の雲辺寺の坂が緩やかに見えるくらい。さすがに谷上山のコンクリートの登りよりはゆるいけど。サイクルスポーツの記者が蛇行しながら登っていた。ツールド玉川に来ていたひとなので,今回も実走するのかと思ったらそんなこともないのか。

海沿いの国道135号線に抜けると春の天気のいい観光地らしく自動車でいっぱい。ゆっくりと流れにのって,右折して亀石峠に向かう。ミスコース注意と指摘されていた箇所は問題なく通過したが,単独走で気が滅入ってきた。唯一心の拠り所が,まだギアが落とす余地があるってことだけ。ロークロスなので,ちょっとでも余裕があればギアを上げておけばキツイ箇所では落とす余地が生まれる。それくらいが唯一の心の余裕。あとは,傾斜がゆるいのかキツイのかもだんだん麻痺してわからなくなって,こんなゆるい登りでこんなに遅いんじゃもうダメだろという悪魔の囁きに屈しないことが大事になってくる。それでも移動距離が増えていくのを楽しみにして,最後ちょっとだけ降ってST5に到着。

ST6へは県道19号線を下るのだが,ここも交通量が多くて横を結構なスピードで自動車が通り抜ける。路面は悪くないので,精神的なストレス以外はさほどなくST6のセブンイレブンに到着。水を買ってボトルに詰めているとDeRosaの人が到着。どうやらスタート地点で十分休憩してから来たようだ。入れ替わりにスタートして,今度は登りになる。結構な参加者が下ってきているのが見えて,私が持っている貯金を考えると,この下りですれ違えるひとなら大丈夫だろうなと思っていたら,ひとり固定シングルスピードらしいひとが下っていた。下りなのでペダルから足を離してくだっていたので,ひと目で違いがわかったのだが,どうやって体重移動しているのか気になった。

登りの後半は交通量が減って,気楽に登れた。ST5を通過してST7へ下る。下っている最中に右目がぼんやり霞んでいることに気づいた。どうやらコンタクトがずれたかほこりが入ったか。ST7のコンビニにつけばトイレでコンタクト入れ直せるだろうと,そのまま下っていくと「サイクルスポーツセンター」の看板が見えた。イベントの最中じゃなきゃ看板の一つでも写真に撮るのだが,時間に余裕がないのでそのままST7のセブンイレブンに。水と白桃のパックを買って,水で右目を洗い流す。白桃パックを食べて,今度はトイレでコンタクトレンズを交換する。これで違和感がなくなった。

再出発してST8に向かう。ここの斜面はサウスルートでは距離が短いのでダレることなく,ST8に着いた。あとは激坂通過してST9に向かうだけ。市街地に向かう下りで1カ所ミスコースして登りなおしがあったが,再び国道に出る。夕方前の混雑は昼と変わらず,ノロノロ運転で走っていたら,国道から逸れる場所を逃した。後続の人がいたので確認して,コース復帰。GPSでナビをしていても縮尺表示の問題で細かい道の判別がつきにくい。住宅地を抜けるころにDeRosaの人が後ろから追いついてきた。激坂を試走したことがあるらしく,一度ペダルから足を外したら再発進は無理とか聞かされてびびる。そろそろ坂に差し掛かるころ,DeRosaの人の背中を見送ってマイペースで登っていると,手が冷たくなって空腹感に襲われてきた。どうやら寒さでハンガーノックになりかけてきたようだ。ノースルートでは下りでジレは着てたが,サウスルートはそのまま下っていた。それでどうやら冷えたようだ。幸いコーラの自販機があったので,コーラを買って残りのようかんを食べてちょっと休憩する。なんとか行けそうになったので,再出発。時速4km程度でGaminがオートストップかけるぎりぎりのところでなんとか激坂をクリアした。とはいってもそのまま登りは続くわけで,やっとのことでST9に到着。結局サウスルートでは貯金はまったくない状態のようだ。もう体力はほとんど残っていなくて,普通だったらギアかけて登れる場所はのんびりペダルを回し,ペダルを回す下りもゆっくり足を止めて下る。

結局サウスルートは4時間で帰ってきた。STのタグとコンビニレシートチェックを受ける。この時点で帰還した参加者はあまりおらず,フィニッシャーボードにも余白がたくさんあった。フィニッシャーボードに下手くそな字でサインして,記念撮影。DeRosaの人に1日中先行してもらった礼を言って,完走メダルを受け取り今回のイベントは終了。