ブルベも始めました

2016年からブルベも始めました。

BRM322四国200km

PBPのあとは石鎚山ヒルクライム走っただけで,半年間実走しなかった。自覚はなかったがちょっとした燃え尽き症候群だったのだろうか。それでもフィットネスクラブで1時間エルゴバイクは乗っていたので,ペダルを回すことが嫌いなわけではない。

2日前に職場の同僚ととびしま海道を走って,ウェアや装備の確認をした。久しぶりだったがハンドルが遠く感じることがなく,膝や腰に痛みもない。あとは実際に半日自転車に乗り続けられるかどうか。

コースは3年前の200kmを基に後半が少し変えられている。宇和町から三瓶町を通らずに八幡浜市に直行して諏訪崎でのフォトチェックになった。

ブリーフィング開始5分前くらいにスタート地点に着くと,結構な数の参加者がいる。車検でベルなし出走不可をくらったひとがいた。ベルはキャットアイのライトブラケットを共用するOH-2400がおすすめ。

今日はFlecheの予行も兼ねてチームメンバーと一緒に走る。今年すでに3本ブルベ走って今日完走でSRになるメンバーのY夫妻にとって,本番の360kmを走ることは大したことではないはずなので,あとは私が二人の邪魔にならないような走り方が課題。初ブルベとなるKさんと4人のパックで走り始める。まずは砥部町との境になっている鵜の崎峠への登り。序盤は緩く後半8%超えてくる。自分ひとりなら全力だしてぼろぼろで峠越えるところ,パックなので一定ペースで淡々と登ってあっさりと下り。次は国道379号線3%程度の登りが8km。これも楽に越えて通過チェック1への下り。見通しのいい下りなのでいつもならアウタートップで加速するところ,のんびり下って通過チェック1の道の駅ひろたに到着。トイレ借りて写真とって,メンバーの補給待って再出発。次はこのコース最高地点の笹峰山。8%10kmの登りでただでさえキツイのにたまに来る自動車の追い越しに一次停止から再発進でさらにキツイ。右コーナー曲がれば頂上をetrex30xjで確認しながら,ここでもダンシング練習。頂上を越えて下りにはいる。2年前にパンクした場所を過ぎて,今日は大丈夫かと思ったところで前方からパンクの音。Kさんの前輪がサイドカット。サイドカットの箇所がすぐにわかったのでタイヤブートはりつけて,チューブ交換して再スタートして,通過チェック2の飛翔の像。参考Closeタイムと3分差なので,完走は問題ないだろう。さらに下って,鹿野川ダムからの登りに入る。ここを抜ければあとは下りと平坦。12時までにPC1に着こうと先頭を牽いてみるが,あえなく分解。ちょっとした登りで踏み込む癖が後ろと差をつけてしまう。抑えて走ってPC1のきなはい屋しろかわに到着。食堂で食券買ったけど回収されたので,出発する前に売店で地元産コーラ買って再スタート。残り100kmはちょっとした登りを挟みながらの平坦か下り(のはず)。

牽引車失格になったので,最後尾ベタづきで野村町に入る。野村町のローソンの前を通過して3年前の四国600kmの辛かった記憶がよみがえる。3年前ミスコースして復帰してからやけで飛ばしてたどり着いたローソン西予野村阿下店。多少の登りが挟まるが,基本的には八幡浜市に向かっているので下りが多い。宇和町八幡浜市の境からは下りが続く。下り終わって海沿いに出ると今度は諏訪崎への登りになる。ダンシングで急傾斜をやり過ごしていく。諏訪崎に着くとママチャリに乗ったカップルがいた。そこに乱入する反射ベストを着たならず者たち。そのカップルはコンクリート路面の急斜面の下りもものともせずに走っていた。下って保内町に入った頃にKさんの前輪の空気が抜けてる,ファミマで休憩かねてチューブ交換して走るが,1km程度でまた空気が抜けた。異物が刺さっているようで,原因を探るくらいならと持っていたタイヤを渡して,タイヤとチューブまるごと交換してしまうほう手っ取り早い。持っていて良かった交換用タイヤ。2年前の四国600kmの教訓が生きた。

あとは夕焼け小焼けラインを走って三秋峠を越えてゴール。風も強くなく雨も降らず走りやすい環境だった。3年前はタイムオーバーで完走できなかったY夫妻は完走でき,Kさんはブルベ初完走,私はグループ走の良さが知れたと大成功のブルベだった。Kさんからタイヤの代金の話があったが,代金は要らないのでSRとってくださいとお願いしておいた。西条ー出雲往復しているひとなので,SRはそんなに難しいことではないと思う。