PBP2019:スタート前,装備と走行計画
スタート当日の朝,パン,チーズ,ハム,ヨーグルト,リンゴに今日はキウィがあった。今治からの参加者からエナジーバーをいただく。グルテンフリー天然素材のみの「minagiru」,材料に含まれるデーツはあまり好きではないのだが,チョコ味が効いていて気にならず食べやすかった。
2日前になって最終コースが変更になったのだが,RidewithGps経由でSGX-CA600には変更後のコースを入れられたが,etrex30xjには入れられなかった。朝食時にetrex30持ち同士ならルートを通信できるということで,その後渡してもらった。
17時30分スタートなので,ホテルを14時くらいに出発すればいいので,朝食後は車体にナンバープレートつけて,装備の確認のあと寝る。昼前に起きたが,今日は日曜日ということで多くの店が休みだし外食するのも面倒なので,昨日買っておいたパンを食べる。もうちょっと寝ていたかったが,覚悟を決めて出発の準備。天気予報では4日間晴れで,たまににわか雨があるくらいのようなので晴れ装備。昨日使ったシューズカバーは置いていく。
装備はキャップ以外はこれまで使ってきた物ばかり。キャップだけは,汗を吸い取ってくれるのは良かったが乾きが悪くてPC1で廃棄した。ドロップバックの着替えにはAR四国長袖ジャージ以外は同じアンダーウェア,ショーツ,ソックス,グラブを入れておいた(レッグウォーマーだけは4日間着たまま)。
装備品リスト
- ヘルメット:OGK Kabuto Zenard
- ヘルメットライト:Gentos Led ヘッドライト NR-004R
- キャップ:タオル地のキャップ
- アイウェア:Oakley Racing Jacket+度付き調光レンズ
- ベースレイヤー:Outwet LP1
- アンダーウェア:mont-bell ジオライン L.W. 長袖
- ジャージ:Audax Japan PBPジャージ 長袖
- 反射ベスト:J2X 反射ベスト
- グラブ:Specialized BG gel globe
- 時計:Casio Phys
- ビブショーツ:Redwhite The Stealth Fondo
- レッグウォーマー:Castelli Nanoflex レッグウォーマー
- ソックス:Swiftwick aspire four
- シューズ:Sidi ergo3
夜の寒さ対策にmont-bell スーパーメリノウールL.W.Tシャツとイオンスポーツ Thermo Weaveマルチカバーを反射ベストのバックポケットに入れておいた。
自転車もこの4年間走ってきたC60にCH1200を走ったBora Ultra35+Vittoria Corsa Control 25c。ハンドルとステムは3Tのアルミ,シートポストはFizikのアルミ,サドルはAstute Skyline VT3.0とチタンレールなので,振動吸収はタイヤとグラブがやればいいと割り切った仕様*1ボトルはElite FLY 950mlのキャップ付。とにかく脱水症状にならないように水はたっぷり,そして道に牛糞がおちているから雨の日には飲み口を守れるようにキャップ付きを選んだ。スポーツドリンクと真水を1本ずつ。結局晴れだったので初日だけでキャップは廃棄。ただでさえCamelbakと比べて飲みにくいのにキャップがついていたので非常に使いづらかった。
走行計画は複数プランを作成するひともいるようだけど,公式のタイムテーブルからサイコンのファイル名を付け足して17:30スタート用のPC締め切り時間だけを作った。どれだけ時間に余裕があるか,次のPCまでの距離,サイコンで読み込むファイル名がわかれば問題ない。プリントアウトしてパウチして反射ベストのバックポケットにいれておくとともにPDFでスマホにも。
PCが混むという話は聞いていたので,とにかくボリュームゾーンに飲み込まれないように先行することだけ考えた。スタートで周りに飲まれないようにというアドバイスがあるが,むしろガンガン行こうぜスタイル。丘陵のアップダウンコースなら多少上りで無理しても集団なら下りで休めるはず。もちろん自分の限界はわかっているので,パワーメーターと心拍計を見ながらだ。
旅程としてはドロップバッグがあるLoudeacがポイントで,初日Rambouillet-Loudeac 445km,二日目Loudeac-Brest-Loudeac 338km,三日目 Loudeac-Rambouillet 436kmと3分割。あとは実際の進行状況と疲労度合いに応じて調整することにした。日本よりも1割くらい時間が余分にかかると予想して,400km24時間で見積もりはしていた。
ホテル出発前に,アルファ米おにぎりに水を入れてバックポケットに入れておく。これでスタート地点ではおにぎりが食べられる。さすがに駅までの道も覚えたし,券売機の使い方も覚えた。今日は電車も空いている。Rambouillet駅前の雑貨屋で500mlの水買ってスタート待ちに備える。やっと覚えた一方通行の配列でスタート地点へ。
駅前はそれほどでもなかったが,スタート地点は大混雑。どうやら柵でスタート待ちとそうでない列が区切られているようだがカオス状態。スタート前の食事は予約してなかったが,そうだったらレストランまでここを通り抜けるのは結構大変そうだ。結局,トイレとゴミ箱が近いのでスタート待機列の先頭付近の木の下で待つ。太陽光が刺すようなくらい熱く感じる。A組のスタートを見に行きたいと思ったが,体力温存のためじっとしたままおにぎり食べて座ってた。周りをみると,私のようなボッチで待つひともちらほらいた。でもボッチはお互いアイコンタクトがせいぜい。お互いじっと座ってる。家族や友達,知り合い同士仲良く待っている中でボッチも国境越えて存在している。
スタート地点への道を挟んで,スタート待機列が2つあることがわかったので,G組の待機列の一つ前のE組のさらに前のD組が動き出したころに,E組の後ろに並ぶ。15分間隔スタートなので,ここからさらに1時間くらい立ったまま並び続けることになる。
*1:たまに「それで疲れませんか?硬くないですか?」と聞かれるのだが,貧脚は少しでも推進力に変えたいんですよ。でも膝が痛くなることは最近はないし,足はしびれたけど,手のひらは問題なかった。四国の3桁国道や県道走ってるので悪路耐性だけはどうやら高いらしい。今回の道なら23Cでも問題ない。