ブルベも始めました

2016年からブルベも始めました。

BRM717四国300km

朝から降っていた雨がスタート地点へ移動する頃には小雨になって,晴天よりは気温が上がらなくて助かる。7月の平地走行なので雨で濡れるか汗で蒸れるかの2択ということで,レインウェアはeVentの軽量タイプ。大雨以外は濡れて走る。

コースは愛媛県最南端の岬で夕陽を見ようという趣旨なので,午前11時スタート。夕陽を見てからの折り返し8時間くらいナイトライド。雨のナイトライドは視界悪いので、明るいうちに距離稼いでおきたい。

スタート前に雨は上がった。走り慣れた三秋峠からゆうやけこやけラインを通ってPC1の保内のファミマに到着。BRM626から2週間ぶり。西予市を通って法華津トンネルの手前くらいから雨が本格的に降り始めた。ここからは下りなのでレインウェアを着る。雨が顔に当たると痛いくらい。下りきって宇和島市はどしゃぶり状態。南に向かうほど雨が強くなっている。津島町に入った頃に小降りになってきた。

愛南町に入ったころに後輪がパンクした感覚。BRM626と同じようなパンク。今回はタイヤとチューブ交換して走り出すが,またもや空気圧が下がる。リムとタイヤをなぞって異物がないか確認して,もう1回チューブ交換。なぜかRoadieTTで空気が入らない。仕方が無いのでCO2ボンベ使う。さいわいチューブの噛みこみなく無事に空気圧があがる。

PC2のローソンに到着。ここから高茂岬の往復40kmは補給場所がないので,夕食にパスタ+補給食買っておく。アップダウンを覚悟して高茂岬に向かうが,横浪半島ほどのメリハリの効いたきつさはなく,前半は2車線でゆったりとしたアップダウンで路面も悪くない。途中に自販機があることを確認した。夕陽が沈む前に高茂岬に到着。TV中継車他の駐車車両が多くてフォトチェックの看板が見えなかった。当日は夕陽に合わせて中継があったようだ。後輪の空気圧を確認すると下がっている。結局ピンホールパンクの原因は取り除けていない。RoadieTTが再び使えるようになっていたので,空気の補充を繰り返して帰ることにする。

愛南市街地に戻ってきたころにはすっかり日が落ちた。津島町に戻ってきたころから雨が再び降り始めた。津島町を抜けようとしたころに,町の防災無線から「地震がありました」という放送が聞こえた。全然揺れなかったので,震源は遠くの場所なんだろうけど,海沿いの場所なので津波が心配。高台はどこにある? 太平洋岸にはいくつもある津波タワーはまったく見当たらない。トンネルに向かって登っているのでちょっとでも高さを稼ごうと登ってトンネルの歩道で,地震速報を確認。「津波の心配はありません」で安心して走行継続。

宇和島市に入った頃にはまた本降り。レインウェアの脱ぎ着が面倒。いまならまだ輪行で帰れる。空気入れるのも疲れたし,もうDNFして輪行で帰ろうかとちょっと思うが,気分を変えるためにFlècheでも寄ったなか卯で休憩。雨も小降りになってあと100km弱。法華津峠のトンネル群を抜けてあとは西予市から八幡浜市への下り。PC3のファミマ八幡浜昭和通店。

瞽女トンネルからのトンネル3連を抜けて,真っ暗闇の海岸線を通って長浜駅でトイレと自販機休憩,そしてポンピング。長浜を抜けて大洲市の看板が見えた頃から雨が本降りになってきた。いつもならStravaのセグメント目当てで頑張るのだが,そんな気にならずダラダラ走る。三秋峠ってこんなに楽に上れるものなのか。そしてゴール。

3000m/300kmの標準的なコースで半分以上は走り慣れているのに,なぜか想定よりも時間がかかる疲れるコースだった。